そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

ロック様は楽しんで演じてたに違いない『ブラックアダム』。

ヤヴァかった。映画見る前からヤヴァかった。

 

シネコンはちょっと人気が出なくなると上映回数減らしたりハコ(劇場)を客席少なめのにするのがメリットでもありデメリットでもあるのですが。『ブラックアダム』の前売り券買ったはいいが忙しくて行けなかったのです。

 

公開してから2週間も経つがロック様主演やしDCエクステンテッド・ユニバース(DCEU)なので年内まで持つかな?と安心してたのです。「最近は大作多いからなぁ。まぁ、念のため」とドキドキしながらtohoシネマズさんのサイトをチェック。

 

ゲゲ、既に1館しかやってないじゃないの(汗)。しかも1回のみ。「あ、もうそろそろ公開終了かよ(地方のみ公開という場合多い)」というわけで慌てて席をゲットしましたよ。( ´Д`)=3 フゥあぶないあぶない。

 

というか映画終わるのが終電ぎりぎりの時間かよ。あうう。

 

★★

 

風と共に去りぬ』ではヴィヴィアン・リーが「スカーレット役の為に生まれてきたんじゃないの?」というくらいのドはまり役で。最近では『アラジン』実写のウィル・スミスが「ジーニーだ!」っつーくらいで。

【深い】日本に伝わりづらい「ウィル・スミスがビンタした件」について / アメリカ在住日本人の話が目からウロコだった | ロケットニュース24

アカデミー賞出禁になったくらい大丈夫やろ。いつでも日本に来てもええんやで。

 

ま、そんなこんなでロック様のブラックアダム。

映画『ブラックアダム』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし) | MIHOシネマ

主演のドウェイン・ジョンソンはブラックアダムを演じることをかねてより熱望しており、彼が最初にそのことを口にしてから、なんと10年の月日が流れている。本作の公開は、ドウェイン・ジョンソンにとってまさに夢叶った瞬間なのである。この10年で、ドウェイン・ジョンソンは映画界を代表する大スターとなった。そんな彼が魂を込めて送り出す本作が面白くないわけがない。どこまでも強く、どこまでも傍若無人な彼が見ている者を圧倒する。

そんなにロック様、このキャラを愛してたのね。似てるかなぁ?でも外見はともかくブラックアダムに成り切ってましたな。

 

ブラックアダム

それに「DCなのに馴染みがないねぇ」と思ったらもともと違う会社のコミック誌だったのがDCが買収したのだそうで(最初は『キャプテンマーベル』だったのがマーベルが同タイトルのコミック発表してたので版権の関係から『シャザム』に変更)。

 

シャザムもブラックアダム同様の能力持っていますが。シャザムはギリシャの神々からブラックアダムはエジプトの神々から能力を授かるという設定なんで親戚みたいなもんですね。掛け声も同じ「シャザム!」だしね。

 

そんな拮抗する能力なんでコミック誌ではシャザムのヴィラン的存在なんすよ。

 

でも今回の映画版は目的を果たしちゃってから封印されたから「なんか知らんが蘇ったぜ。ヒャッハー!」と破壊の限りを尽くす闇落ちしたヒーローとは違う感じ。

 

というか予告編が軽くミスリードぽい(こういうのは詐欺とは呼ばん)。


www.youtube.com

 

ようつべでいろんな映画レビュー見たら高評価で。自分も好き。好きだけど既視感が半端なかったな。どんなところが「前に見た奴やん」と思えたのは

 

なんでジャスティスリーグじゃないんだ?JSAジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ)はどうせ2軍だろ!と思ってたらこちらの方が歴史が古いんだね。ごめんなさい。ホークマンが悪人でも救うのに対しブラックアダムは「俺は殺る!」なんて言いきっちゃう当たりブレないねぇ。

 

 

ロック様無双だけどワイスピのような肉弾戦はあまりないのでそういうの期待しちゃうとアレかも。ま、ともかくロック様が格好良すぎて脳内汁が耳から吹き出しそうな映画でありました。

 

coco.to

なかなかの高評価。それにしてもピアース・ブロスナンはイケおじ!これは間違いなし。