そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

【午前十時の映画祭】スカーフェイス(1983年)。

この作品を見たらアンタッチャブル』のデパルマは何て優等生なんだ!と再確認せずにいられない。映画史に残るような銃撃戦でおなかいっぱいですゲフッ

 

で、この『スカーフェイス』は『暗黒街の顔役』という作品のリメイクなんだね。設定を少々変えてるだけで大まかには同じだそうで(ま、リメイクなんだから当然か)。それに脚本がオリバー・ストーンですか。80年代は『プラトーン』『ウォール街』とノリノリな時期やんか!

 

スカーフェイス : 作品情報 - 映画.com

★3.8という高評価も納得。デパルマもノリノリ。パチーノの演技力の凄さよ(『ゴッドファーザー』で一躍有名になったが同じような役柄ばかりの俳優にならないというのも凄い)。ミシェル・ファイファー若い!綺麗!今も綺麗だし昔の面影はあるのだがね。彼女の感情を爆発させる演技も良かった。

 

特に後半の「坂道を転がる」というよりは「ジェットコースターで坂を下る」ような転落っぷりに唖然。やったぜパチーノ。やったぜデパルマ

 

公開当時は、決して評論家などからの評価は高くなかったが、その後時間の経過と共にマフィア映画のカルト的な傑作としての評価が確立し、特に黒人の若者たちの間では熱狂的に支持されるようになった。今では都市部のギャングのライフ・スタイルのバイブルとして、この作品と主人公のトニー・モンタナは、映画を超えた文化的アイコンとなっている。また、そうした社会的な影響の中でも、特にギャングスタ・ラップに於いてはこの作品のイメージはアイコンとして何度も引用され、アーティストたちの歌詞に大きな影響を与えている。 

スカーフェイス (映画) - Wikipedia

この影響たるや!「ギャングのライフスタイルのバイブル」というのがアレだけど。

 

 

カルト映画は公開後に熱心なファンを獲得して長期にわたって様々な形で鑑賞・消費されるようになった映画作品を指すそうです。

映画ファンが「ハマるとヤバい…」と病みつきになる!「中毒性の高いカルト映画」まとめ15本 | FILMAGA(フィルマガ)

のっけから『マルホランド・ドライブ』ですかw。リンチだもの。メビウスの輪みたいな映画だったな。アリ・アスター作品もあるしこれも納得だな。