そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

軽く「予告編詐欺やろ!」と思った映画『母性』。でも自分は嫌いじゃない。

原作のほうが面白そうだけど(持論は映像は原作を超えないから。唯一同レベルと評判なのがトリュフォー作品『華氏451』だし)。でもコレはコレで好き。

 

というか高畑さんの姑が物凄い。おそらく10人中12人は「刺してやろう」と思うに違いないです。薬師丸ひろ子目当てに『Wの悲劇』見に行ったが劇場を出る頃には三田佳子スゲーー!」という感想しかなかったみたいなもん。

 

予告編では「毒親祭りかな?」と思ったのですが。微妙やなぁ。主な登場人物は太地真央ママ、戸田恵梨香ママ、高畑淳子ママ、娘ちゃんの永野芽郁なのでそれを抑えとけば間違いないかと(役名はめんどくさいので略w)。

 

本編とは関係ないがこんなん見つけた。

母性本能が強い女性の特徴12選!見分け方や落とし方も解説! | 女性のライフスタイルに関する情報メディア

母性本能の意味はご存知でしょうか?よく「母性本能をくすぐる」という言い方をすると思いますが、母性本能はどういった意味なのでしょうか?母性本能の意味は、女性が本来持つ性質と言われています。子供や年下に対して"守りたい"と思う本能を意味します。次に、母性本能の強い女性の特徴を紹介していきます。

それによると。

  1. 家庭的で保守的である
  2. 真面目でしっかりしている
  3. 子供やお年寄りに優しい
  4. お人よし
  5. 物を大切に使う
  6. 後輩から慕われる
  7. 人のために何かしたい
  8. 第一子の長女に多い

だそうで。それを踏まえて本編のママたちはどのくらい被るか考察してみた。

 

太地ママ

全部当てはまってるやんw。というか5、6、8は微妙ですが。長女かどうかわからんかったし(でも身寄りなさそうだから長女かな?)。もういかにも育ちの良さそうなお嬢様が素敵な奥様になり子供に愛情を一身に注いだ感じで。でも「え?」と誰の目から見ても引いてしまう部分もあり。つか湊かなえさんは「人間、誰でも持っている厭な部分」をフルスロットルで表現するからなぁ。

 

戸田ママ

「猫かわいがり」されてすくすく成長しママ大好き人間なりました。ママが気に入った絵を譲ってもらおうと好きでもない男におべんちゃら使ってしまいにゃ結婚するというのはどうよ。キャリーに恋人を貸したスー・スネルより凄いぞ。そこまでするか。結婚したんだから当然子供ができるが喜ぶどころか異物扱いしたのが恐ろしい。子供をダシにしてママと親密になるし。これも全部当てはまっていそうだなぁ。

 

高畑ママ

典型的な口うるさい姑。太地・戸田親子と違い下品。高畑さん、普段は素敵なおばさんおねいさまなのに・・この「刺したくなる」ような嫌われ演技。凄いわ。高畑ママは「家庭的で保守的」「物を大切に扱う」しか当たってないような。特に「慕われる」「人のために」ということはなさそう。

 

永野芽郁

戸田ママの愛情により正義感の強い子に成長しました。幼い頃はママたちのご機嫌伺うような性格だったのに成長したら「空気読めない」よね。太地ママが娘を愛し過ぎたために太地ママレベルの愛情は孫には伝わりませんでした。戸田ママの愛情は歪んでるなぁ。やはり家系なのか1~8まで全部当てはまりますね。

 

 

母性

 

なんでも「やりすぎ」はアカン。

母性は赤ちゃんが生まれた瞬間から勝手に溢れ出るものではありません。 - Togetter