そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

【午前十時の映画祭】バベットの晩餐会(1987年)。

ああ、なんかいいなぁ。ホッコリが止まらない。美味しい料理は人を幸せにするんだなぁ。

 

バベットの晩餐会』(バベットのばんさんかい、原題: Babettes gæstebud, 英題: Babette's Feast)は、1987年に公開されたデンマークのドラマ映画。アイザック・ディネーセン(カレン・ブリクセン)の同名小説の映画化作品で、同年度のアカデミー賞最優秀外国語映画賞を受賞した。

バベットの晩餐会 - Wikipedia

デンマーク映画なのかぁ。北欧といえばスウェーデンノルウェーデンマークフィンランドアイスランドの5か国を指しますが結構曖昧でバルト三国エストニアラトビア、リトニア)が含まれたりイギリスあったりするそうです。ああ、ややこしい。

 

デンマークはドイツの北に位置するのね。

“北ヨーロッパ”ってどこ?【北欧の国・民族・言語など】

北欧とは、広義には「ヨーロッパの北部一帯に位置する国々」を指す言葉ですが、厳密に「どこの国がそこに含まれるのか」ということに関しては立場により異なります。しかし広く一般には、北欧理事会(北欧会議)加盟国を北欧諸国と呼ぶ場合が多いです。

なるほろ。国際連合ではイギリス、アイルランドも北欧諸国に含まれるのかぁ。で、先ほどの5か国は日本外務省基準として北欧としているそうです。

 

デンマークは何が有名?食べ物や象徴、伝統などを簡単に紹介 | 世界検索 | 旅行前に知るべき知識メディア

デンマークは「世界で2番目に幸せな国」ということはわかった。『人魚姫』『みにくいアヒルの子』『マッチ売りの少女』等の魅力的な物語を書いたアンデルセンデンマークの作家なのかぁ。

 

あ、またまた脱線しちゃいましたね。

映画『バベットの晩餐会』ネタバレ感想考察とあらすじ結末の解説。原作小説から料理グルメ映画の最高峰の秘密を探る

世界的にも高く評価された『バベットの晩餐会』。日本でも2016年にデジタルリマスター版が上映されるなど、今も深く愛される作品です。本記事では80年代を代表するこの名画を解説していきます。

そんなに愛されてる作品だったんだね。

 

見るだけでも鮮やかな高級フランス料理が、上流階級の世界に全く縁の無かった人々の前に並べられる。戸惑いながら食べていた人々も美味に酔いしれ、幸せな気分に包まれる……。

この心温まる映画は、世界中の人々を魅了しました。映画に登場したフルコースのフランス料理も話題となり、再現メニューを提供する食事会も開催されたほどでした。

12人分の料理を1人でテキパキとこなすバベットは「ただもんじゃねーな」と思ってたら!ああ、そういうことね。いくら料理上手な人でもあの手さばきはプロだもの。本当に見るからに美味しそうだもんなぁ。

 

「原作と映像は別物」というのは映画あるあるなのですが。どうやらこの作品も原作と全く違うそうです。舞台となる寒村の場所からして違うのですから(映画ではデンマークユトランド半島、小説版はノルウェー最北端)。映画は「なんかいいなぁ」とホッコリしますが原作は皮肉たっぷりな短編小説だそうで。「原作レイプ」と言われそうだw。

 

脚本がよくできているのだな。あと監督の手腕か。これも料理と一緒やね。おいしゅうございました。

 

 

ただのグルメ映画になってないところがポイント高し。村人たちの「貧しいけれど幸せ」感がパネェ。集落というよりは孤島というほうが近いかな(自分だったら暮らせないかも)。なんとなく心に刺さる作品でしたな。