諦めるな。いちど諦めたらそれが習慣となる。(by『頑張れベアーズ』)
自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である。(byプラトン)
あきらめたらそこで試合終了ですよ。(by『スラムダンク』)
テレビやネットで「玉ねぎは血液サラサラにする効果がある」「亜麻仁油は高血圧に効果ある」等と謳えば必ず試してみるのだが如何せん長く続けてもあまり変わらず。塩分も気にしてるのになぁ。
つか高血圧の方の1日の塩分摂取量の目標値が6g未満(厚生労働省の「日本人の食事摂取基準・20年度」より)というのはどういうこと?なんだよ1食で1日分の塩分量摂るじゃないか。入院するしかないだろ。こんなん。
脳梗塞、心筋梗塞はどうしても避けたい。でも薬は毎日飲まなきゃアカンし病院は嫌いじゃないけど待ち時間がどうしても長くなるのでアレ。有酸素運動したりバナナやチョコ食べてるけどいっこうに血圧改善されないしなぁ。
正常値とはいかんまでも血圧高め(上の血圧で130台)までもっていきたいのよ。サントリー『胡麻麦茶』は血圧高めが対象だし。薬に頼らずになんとかならんのかのう。
そこで考え方を変えてみた。
塩分に含まれるナトリウムを多く摂ると、血液の濃度が高くなるため、浸透圧を一定に保とうとする働きで血液中に水分が増える。そして水分だけが増えることはなく、水分と同時に血液量も増えるため、血管壁にかかる負担が大きくなり、血圧が上がるというものです。
では塩分さえ制限すれば血圧は上がらないのか?というとそうでもないところがややこしいところです。
そこには遺伝や腎血管性高血圧などの2次性高血圧、本態性高血圧、食事量の問題、薬の副作用などで血圧が上昇することもあります。
たしかに。塩分だけ気にしてもアレだし(つか病院食じゃなければ1日6gなんて無理でしょう)。今や減塩ブームでそういうお弁当ネットで注文できるけどね。気にし過ぎはアカンということやな。
最近、減塩していても高血圧が持続するグループでは腸内細菌叢に違いがるのではないか?という研究発表が日本からなされました。
対象は239人の日本人です。この方たちを腸内細菌叢によって2つのグループに分け、更に食塩摂取量が多い人達と少ない人達に分け、それぞれ比較検討しています。
その結果、高血圧有病率は、食塩摂取量が多い群のグループ1では49.4%、グループ2では46.7%であり、有意差は見られませんでした。一方、食塩摂取量が少ない群では、グループ1が47.0%、グループ2では27.0%であり、群間に差が認められたのです。
つまり、グループ2の腸内細菌叢を持っている人たちは塩分制限による血圧低下の効果が期待され、グループ1の腸内細菌叢を持っている人たちは、塩分制限による血圧低下の効果があまり期待できないということだったのです。
これだーー!「感性は人それぞれ」と同じように体質だって「人それぞれ」ですからねー。例え臨床試験で良好な結果が出たとはいえ全ての人が同じような結果になるとは限らず。そうかぁ。腸内フローラかぁ。ちょうだいじ。
それでアレコレ策を練ってみた。腸活は以前からしてるし何か盲点はないかと探してみた。腸活が血圧にいいかも?なんて普通は考え付かないもんね。
「玉ねぎで血管サラサラに」「トマトのリコピンは効果あり」なんて直接的過ぎるけど長く続けてもアレなもんだから間接的にジワジワ効きそうなリンパマッサージや腸活にも頼ってみようかなと(ま、リンパマッサージいうてもフォームローラーでゴロゴロしてるだけだけどね)。
で、腸活プラスとしてあることを実験してみたのさ。結果はオーライ。朝晩測る血圧が微妙ではあるが下がってきたように感じます(blutooth付きの血圧計で管理してるのだ)。まぁ、血圧なんてしょっちゅう変わるもんだしまだまだ上が150~140台だけど夜計ると130台がたまに出るくらいになったかな。
★
結構長くなったので次回に後編を書くことにします。乞うご期待w。