そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

【午前十時の映画祭】マトリックス祭り。

やったー!ごぜじゅう企画は『マトリックス』3部作を上映しました。なにせ社会現象にまでなるくらい衝撃的なSF作品ですからねぇ。名作・傑作は色あせない。

 

本当にすごい作品なのですが如何せん哲学入ってたり抽象的なセリフ回しだし「ワザと難解にしてるんでしょ」と思わずにいられない。ぶっちゃけ『マトリックス』は人類vs機械というカタチをとったOSのお話なんですが。

 

エヴァンゲリオン程じゃないがようつべ解説を見て納得するレベルです(人類vs機械だったらキャメロンの『ターミネーター』が有名だけどそれを滅茶苦茶わかりにくくしたのが『マトリックス』かとw)。

 

で、このごぜじゅう企画以前は2週間ごとだったのがいつの間にか週替わりになってしまったので全部は見逃しちゃったんですよトホホ

 

それでようつべで脳内補正しながら語ってみようかな・・と(実際見たのは2作目の『リローテッド』のみ)。

 

マトリックス(1999年)。

主要キャラのネオ、モーフィアス、トリニティーが格好良すぎ!もう脳内汁溢れまくり。特にトリたんのジャンプ→一時停止→ぐるっと半回転→キックなんて当時、日本のアニメで十分可能なレベルを実写でやったのが凄すぎるわ。エージェントスミスの頭に銃口を突き付けて「よけてみな」という台詞は格好良すぎ。救世主ネオの覚醒。

 

マトリックス リローテッド(2003年)。

何といってもカーチェイスやバイクチェイス!2.5キロの高速道路のセットを作ったというのも凄いわ。20年以上も経ってるのに色あせないよなぁ。モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)が日本刀持っての立ち回りが格好良すぎ。ようつべ解説見たらモーフィアスは1作目でネオを覚醒させて役目終わったからドラマなら死ぬキャラなのに3部作まで引っ張ったウォシャウスキー監督すごいという見解が面白い。トリたんが死んじゃう!とネオがウジウジしてるのも魅力的。

 

マトリックス レボリューションズ(2003年)。

予言者オラクル役を演じたグロリア・フォスターが糖尿病の合併症で亡くなった為、メアリー・アリスに引き継いだそうで。てっきり「私変ったでしょう。でもチョコ好きは同じ」という台詞からバージョンアップした演出だと思ったら!2作目からエージェントじゃなくなったスミスが暴れまくりで手に負えなくなったマトリックスの顔だけ親玉にネオが「スミス殺したるわ」交渉してなんだかんだあって全員死んじゃった話。ラストに新しい夜明け。

 

 

ビジュアルは最高なんでわかんないながらも格好いいし魅力的な作品でした。それよりもウォシャウスキー兄弟が性転換してウォシャウスキー姉妹になったのがビックリだよ!