そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

えくすとら・てれすとりある。

もう午前十時の映画祭が10周年(しかもファイナル)。最近ではネットで予約する客が増えたみたいですぐに満席状態。

 

ごぜじゅうなかのひとがツイッターで宣伝しまくった効果が出たのだが古い作品をデジタル化するのにコストがかかるようで『午前十時の映画祭10』で最終なのね。旧作品なので割とリーズナブルなお値段だったのに。映画好きとしては1500円でもよかったのではと思うが。

 

映画館はポップコーンやコーラ等の飲食代で収益を上げてるようなもんだからコストがかかり過ぎるのはアレなのかと。ビジネスって難しいね。だから割と新し目の作品(しかも話題作)もどんどん上映するようになったのかなぁ?ごぜじゅう映画評論家に町山智浩さんも加わってラインナップが面白くなったのになぁ。現在は予想通り1500円になって復活してますがね。

 

★★

 

ま、それはそれとして。映画『E.T.』レビューなんすけど。スピルバーグ監督の代表作品でもあり有名ですね。自分としては『未知との遭遇』のインパクトが強すぎて『E.T.』はさほどでもなかったのですよ。でも今回、映画館で見て。

 

( ;∀;) カンドーシタ 

こんな腹黒くなったおぢさんでも涙するくらい。

 

ドリュー・バリモア可愛かったなぁ(そっちか)。芸能ファミリーといえばフォンダ家とバリモア家が有名なんですが。やはりドリュー・バリモアのほうがブリジット・フォンダよりも華があるよなぁ。

 

wikiで調べたらドリューのお父ちゃんは端役から地道に演技を学ぶことを嫌がりデビュー作は主役を希望していたそうで。常に主役でいたがるトムクルみたいな感じだったのね(だからトムクルは映画評論家には嫌われてたのだよ)。

 

んでもって。ドリュー・バリモアは芸能一家の宿命なのか若い頃からドラッグ中毒になったりで波乱万丈な人生で。対してエリオット少年役のヘンリー・トーマスの今は・・

 

『E.T.』主人公エリオットの子役ヘンリー・トーマスの現在 ─ キャスティング秘話から近年の出演作まで | THE RIVER

地道に俳優活動続けてるとか(お母さんが学業を優先させたそうです)。やはり子役からいきなりスターダムに上り詰めると『ホームアローン』のマコーレー・カルキンみたいになっちゃうしなぁ。「子役は大成しない」とはよく言ったものだ。

 

ま、それも置いといて。スピちゃんの未知との遭遇』は彼がボーイスカウト時代に仲間たちがUFOを目撃したのだけれど風邪をひいて寝込んでしまい一人だけ見ることができなかった悔しさから出来たのは有名な話。今回の『E.T.』はスピルバーグが宇宙人をかくまったのではなく両親の離婚を経験したというのが同じだそうで。話を膨らませるのがうまいなぁ。

 

E.T.』は同じ宇宙人ものでも『未知との遭遇』とは違い拾った子猫をママに内緒で飼うみたいな感覚でスケール小さいのね。子猫じゃなくて地球外生命体だけどなw。スケール小さい割には脚本がしっかりできているしスピルバーグの演出もさすがだし。名作は色あせないよなぁ。

 

子供目線の演出が( ・∀・) イイネ!

 

主役はエリオット少年(ヘンリー・トーマス)なのだが妹のガーディ(ドリュー・バリモア)よりも意外と活躍してたのが長男マイケル(ロバート・マクノートン)。さすがお兄ちゃん。ステレオタイプ的に言えば『ホームアローン』のようにお兄ちゃんはいぢわるなんだけどね。さすがスピルバーグ(どこ褒めとるんや)。

 

家でお留守番している(?)E.T.と学校にいるエリオット少年がシンクロしちゃって同じ行動をとるシーンなんか好き。なかなかクスクスできるし。

 

 

アンブリンのロゴにもなった月をバックにBMXが飛んでるシーンは胸アツ。


映画 「E.T.」 劇場予告