キャラが立つ:ゲーム・アニメのキャラクターや人物について、はっきりとした個性が確立されていて他よりも目立って見える。個性が光る。
ま、いまさらそんな説明どーでもいいが。
カメレオン俳優・菅田将暉の演技力は鉄板。彼女役にケンタッキー女優・高畑充希という組み合わせw。サイコパス・両角役にセカオワのFukase。共演に小栗旬、中村獅童と結構豪華な俳優陣。この中でFukaseが映画初出演なのに見事な演技っぷり。
映画キャラクターはグロイ?面白いの?評判はいいのか口コミレビューまとめ | Kazuログ
今回公開される映画『キャラクター』は、「20世紀少年」など数多くの浦沢直樹作品にストーリー共同制作者として携わってきた長崎尚志が書き上げたオリジナル脚本をもとに映画化されています。
そうなんだぁ。そういや『MONSTER』ぽいというツイートあったな。漫画のアシスタントやってる山城(菅田将暉)が「幸せそうな家庭のいる家をスケッチしてきて」と先生に頼まれるシーンあるんだけど。
おいおい(汗)。昼間でもアレなのに夜中にそんな事してたら超不審者やん。
通報されるぞ。
それにしても他人の家をスケッチさせる漫画家なんているの?と疑問に思ってたけど浦沢直樹センセのストーリー共同制作者なら割と信ぴょう性ありそうだな。
でも山城がアシ(スタント)では食っていけないので宅配のバイトしている最中に殺人事件に出くわす設定にしたほうがよりしっくりくるけどな。さすがに夜のスケッチは不自然やろ。
ま、そんな違和感はストーリー進むにつれ薄れていき。サイコパス両角の凄い存在感。「料理はバターで決まります」同様に「映画はキャラで決まります」みたいなもんか(違)。
ちょっと両角の動機が弱いと思ったけどサイコパスだからこの際、関係ないか。どう考えても怨恨の殺され方なんだけどなぁ。グロ有りだけど惨殺シーンないんでPG12指定(親または保護者の助言があれば鑑賞オッケー)なのかしらん。というか子供は見たがらないよな。
ツッコミどころ有るにはあるが10年も構想を練っていただけありストーリーは「そうきたか!」と捻りを入れてあり大満足。
ラストも「こう決着をつけるしかないよな」と想定の範囲内だったがド直球ではないのでお見事としか言いようがない。
やはり両角(Fukase)の不気味なキャラに尽きるわ。アクションも敵キャラが魅力的であればあるほど盛り上がるけどこういう作品もキャラ勝ちだよなぁ。
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