★3.1かぁ。吹き替え版の方が人気あった作品。グリンチの声はカンバーバッチなのに!どうも字幕版を見た人は「カンバーバッチの声は紳士すぎてグリンチのキャラに合ってない」ということらしい。大泉洋で正解だったな。
満足度はまぁまぁな部類ですな。とにかく画のクオリティがハンパねぇ!「こりゃデズニーうかうかしてられないぞ」というくらいなクオリティ。オープニングの景色からしてすげー。これ3Dで見ても正解なんじゃないの?
ひとことで言えばイルミネーション版『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』ですな。バートンと同じように好きなキャラが必ず見つかるもの。そしておこちゃまが楽しめるように悪人なんてひとりも居ないという安心設計。ディズニーかよw。
クリスマスで賑わうフーの街が素敵。飽きのこない街並みや住人が皆んな笑顔で挨拶し合うので見ているこっちまでウキウキしちゃう。主人公グリンチを除いてね。子供時代のグリンチは可愛かったが成長するに従って「性格が顔に出る」ようになるのね(リアルでもそういう人いるでしょ?)。でも孤独が彼をそうさせたので根はいい奴なんだな。
主要キャラはグリンチと愛犬マックス(わんこ好きは悶え死ぬほど可愛い!)、グリンチの仲間になるトナカイのフレッドとシンディ・ルーという女の子。それと彼女のママ。脇キャラで忘れてはならないのが少々KYなブリクルバウム(吹き替えはロバート秋山だった。似合いすぎw)。本当にブリクルバウムはええ味出してたな。
アナ雪でもトナカイ出てたけどこっちのほうが可愛い!フレッドはちょっとおバカだけど憎めないし。愛犬マックスがグリンチと一緒に寝ようとしたが「お前の寝場所はココじゃない」と断られて悲しげな表情するんだけどもう可愛くて。「しょうがない。今夜だけだぞ」とグリンチが言った時のマックスときたら!可愛すぎや。結局フレッドも一緒に寝ちゃうんだけどね。あのシーンが一番好き。
見所たくさんあるんだけどお気に入りはグリンチの発明品。からくり装置を設置して家事をやりくりするシーンが『SING/シング』ではあったけど今回は増し増し状態で凄い。よくあんなの思いつくなぁ。楽しい楽しい。
クオリティ高かったんだけどツイートでは「グリンチが改心するシーンが緩い」というのもあって。ま、確かにねぇ。映画はストーリーが命だしなぁ。でもおこちゃま向けやし(原作は児童文学)。というかグリンチってアメリカではサンタクロースに並ぶ「クリスマスの代名詞」でもある国民的キャラクターだそうで。
★
同時上映の『ミニオンのミニミニ脱走』面白かった。短編も手を抜かないなぁ(当然だけど)。ミニオンも可愛すぎや(でもマックスの可愛さは最強!)。
そんなグリンチより僕と踊りませんか?
ではまた( ´ ▽ ` )ノ