普通に面白かったです。満足度も普通かw。
ただこの手の作品っていろんな所でやってるから既視感あるというか。古くからロボットの反乱というSFもあったからなぁ。『ターミネーター』や『アイ、ロボット』『エネミー・オブ・アメリカ』邦画では『サマーウォーズ』『プラチナデータ』で見たようなシーンあって目新しさはこれと言ってなかったな。
ただちょっとだけ面白いと思ったのは桐生浩介(大沢たかお)が逃げながらも反撃に出るところ。「そんな短時間であんだけのプログラム組めるよな」というツッコミはあるが。それよりも警察があんだけ個人情報ダダ洩れのシステム駆使しといて逃がすなよw。ま、映画なんだからしょうがないが。
ツッコミどころ多いながらも俳優陣は頑張ってました。
特に賀来賢人の普通演技(福田組で変顔ばっかりしてるから新鮮かもw)。coco.映画レビューでもそういうコメントちらほらあったな。合田刑事役の三浦友和がええ味出してたな(昔よりも恰幅の良い今のほうが演技に幅が広がったというか)。つか刑事のカン凄すぎだぞ。
予告編見る限りではAIが暴走して「要らない人間」を殺していく・・みたいなのを想像したのですがね。軽く予告編詐欺でした。間違ってはいないが編集してるので少し前後狂ってるのか。
- AIが自我に目覚めSF作品のように人類を淘汰する。
- 流石にAIが人を殺すには無理があるのでは?遠隔操作できないだろ。
主にこの2つがポイントで興味持ったので鑑賞しましたが。前者の「自我に目覚める」という点は明らかに違いました。後者の「予告編で人がバタバタ倒れる」演出は心臓にペースメーカー埋め込んでる人だったのね。
どちらにしろAIが生死を選別するシーン出てくるのでドキドキしますが。
【ネタバレあり】『AI崩壊』感想・解説:パニックエンタメとしてはアリだがSFとしては… | ナガの映画の果てまで
ただ、この映画を見るそれほどAI詳しいわけではなく、大作邦画だから見るという大多数の層からすれば、十分リアリティを感じられるだけの考証は為されていますし、見応えはあると思われます。
まさにこれ。「そんなこまけぇこたぁどーでもいいんだよ」「たのしめりゃそれでいーんだよ」てな感じですか。でも「あんなセキュリティ万全なHOPE社にどうやってサイバーテロが?」という点では腑に落ちるかも(「ああ、そうきたか」みたいな)。
主題歌がAIというのも洒落てるかもねw。
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そんな大沢たかおより僕と踊りませんか?
( ゚д゚)ノ ジャ、マタ!♪