キタ━(゚∀゚)━!
ジャパニーズホラー以外でジワジワ来たの久しぶり。
この作品、珍しいのはホラーなのにロングランなんですよ。今の劇場は大抵がシネコン形式なんですが。シネコンの良いところは「客足が遠のいた作品は小さい箱(スクリーン)に移したり上映回数を減らすことが簡単に出来る」ということなんですが。でもそれが難点でもあり。
俗に「甘いものは別腹」と婦女子がいうように。映画ファンでも「ホラーだけはダメ」というひと多く。ホラーファンには肩身が狭い思いしとりますな(いつの時代も)。シネコンで上映するホラーはあっという間に1回のみになり早ければ公開1週間で打ち切りですぜ(´×ω×`)
でも『ヘレディタリー』は違う。11月30日に公開してるから既にひと月以上経つのか。やはりホラーなのでカメ止めとは違い全国ロードショーにまで膨れ上がることはなさそう(カメ止めもゾンビ映画なのにw)。tohoシネマズさんでは都内では3館のみ(毎日2回及び1度きり上映)ですからね~いくら人気でもホラーやし。
トラブル[編集]
そりゃ子供泣くわな。予告編は「イイトコドリ」なんだぜ(編集してたし)。それに何故お子ちゃま向け作品にホラーの予告編をぶつける?客層が違うだろw。『グリンチ』の予告編は『ウルトラマン』『クレヨンしんちゃん』『ドラえもん』『ダンボ』なんだぜ。少し大人向けでも『メリー・ポピンズ』だし(これまたディズニー)。
絶叫上映(どうやら「みんなで楽しく絶叫しましょう」というノリらしい)ではあまりの怖さに叫び声が上がらなかったというのも納得。ペットでも動物はビックリすると一瞬動きが止まるそうだが人間だって動物だもの。ようするに「怖すぎ御免」というヤツね。
で。感想なんですが。「ヤヴァいなぁ。『サスペリア』のリメイク公開控えてるのにこんな怖くちゃシャレになんないぜ」と思ったな。
アリ・アスター監督は『ローズマリーの赤ちゃん』も参考にしているらしく納得。本当はひとつの事件をきっかけに家族の絆が深まるのとは真逆のものを作りたかったがそれをドラマにすると客層が遠のきそうなのでいっそのことホラーにしたとか。いろいろ考えてるなぁ。 先見の明があるというか。
この作品の感想は
- 雰囲気がビックリするほど良かった(怖かった)。
- 効果音が良かった(怖かった)。
- 演出が良かった(怖かった)。
- 役者陣が手を抜いてなかった(怖かった。特にトニ・コレットの顔芸)。
- 点が線になる過程が面白い(怖かった)。
ただ難点を言えば小道具でもあるミニチュア模型をもっと活躍してくれればよかったかな(動き出すとか)。冒頭のドールハウスから自宅になる演出は素晴らしい。
エンドロール中に流れる曲が『トイ・ストーリー4』の予告編で流れてた。ディズニーに喧嘩売ってるのかよw
★
予告編貼り付けようと思ったが怖すぎてやめといたわw。
そんなホラーより僕と踊りませんか?
ではまた( ´ ▽ ` )ノ