そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

清水崇バージョン『森は生きている』だった『樹海村』。

なんということでしょう!(『大改造!!劇的ビフォーアフター加藤みどりの声で脳内再生してね)。

 

coco.to

『さんかく窓の外側は夜』と大して変わらない満足度だとは。カジュアルに呪う『さんかく~』よりは良かったかな・・でも伏線をちゃんと回収してたからな~。やはり清水崇監督なんで『呪怨』同様、不条理なデス映画で。

 

ちなみにcoco.映画レビューでは『さんかく~』は総ツイート150(良い:24 普通:12 残念:4)に対し『樹海村』は総ツイート25(良い:9 普通:5)という数字に。そ、総数が違う・・。なんでホラーはこんなにも嫌う人多いんだよぉ。あ、『さんかく~』も一応ホラーか(どちらかといえばサスペンスに近いな)。

 

この『樹海村』本編前の映画予告編は「セーラームーン」だ「プリキュア」だの東映ロゴばかり見てました(この作品を見た映画館は東宝系だったので同じ配給会社の予告編に合わせるとか決まりあるのかな?)

 

村シリーズでもある前作『犬鳴村』は見逃しちゃったんで(地上波でやるとしても深夜だと思うし)。タイトルの樹海や予告編で恐怖アイテムである箱が出たあたりで「つかみはオッケー」的な。

 

あの禍々しい箱といえば『コトリバコ』だよねw。とうとう映像化しちゃうのかぁと思いきや微妙に違い(ちょっと肩透かし。でも会話の中で『コトリバコ』出てくるだけだけど好きな人には堪らないかと)。

 

主役はどこにでもいる普通のオカルト大好き少女・ヒビキ(山田安奈)ちゃん。彼女が結構不思議ちゃんで悪夢にうなされるわ箱の第一発見者だわ。

 

先ほど書いたように2ちゃんオカルト板で有名になった『コトリバコ』をまんま映像化したわけではないので『樹海村』作品でのコトリバコでは呪いアイテムではあるが本家とは中の部位が違い。

 

オカ板の『コトリバコ』のほうが禍々しさMAXでかなりヤヴァイから呪い設定を緩くしたのかな。よくわからんけど。映画の設定も微妙に似ているので神社でお祓いとかあります。

 

鼻血が出るほど微妙なので比べてみるのも一考かと。

 

樹海がある山梨県内では、この映画による悪印象の増加を懸念する意見もあるが、県は映画を観光PRなどに活用する予定である

樹海村 - Wikipedia

ま、当然と言えば当然か。地元民は宣伝になるから嬉しいのだけど樹海やしなぁ。これまた微妙ですな。 

 

 

あと、けっこう有名どころの俳優さんも出ていたな。『さんかく~』のように無駄遣いしてないのもポイント高し。


清水崇監督作!映画『樹海村』予告編