インフェルノとえばどうしてもアルジェントの映画を思い浮かべてしまう(ちなみにアルジェントの『インフェルノ』は1980年の作品)。
ロバート・レッドフォード、スティーブ・マックイーンという2大スターの共演が当時話題になりましたな。
『タワーリング・インフェルノ』(原題: The Towering Inferno )は、1974年のアメリカ合衆国のパニック映画。監督はジョン・ギラーミン、主演はポール・ニューマン、スティーブ・マックイーン。ワーナー・ブラザース映画と20世紀フォックス映画の共同製作・配給。日本では1975年に公開された[注 1]。
超高層ビル火災を描いた映画。本作品は1970年代中盤期のいわゆる「パニック映画ブーム」の中でも最高傑作と評されている[要出典]。1974年度のアカデミー賞で撮影賞、編集賞、歌曲賞を受賞。
ワーナーとフォックスが手を組んだ作品でしたか(大手が共同で制作したのは当時珍しかったそうです)。内訳はワーナーもフォックスもそれぞれ原作は違うがビル火災モノをやることになり「それなら折半で」というカタチになったそうで。
けっこうお金かかってたしなぁ(セットはおろか出演陣もゴージャスだし)。当時フォックスは低迷してたのだがこの映画の世界的大ヒットで復活したそうで。お金も社運もかけてたんだろうね。
なんせジョン・ギラーミン監督ですから。当時「エンタメだったらギラーミンにおまかせ」ですからね。しらんけど。ジェリー・ブラッカイマーと思想が同じかもしれないなぁ。
第5回「"タワーリング・インフェルノ"に学ぶ危機管理の本質」 | 危機管理・防災ソリューション
これはエンタメ作品であるとともに「まさか」という誰も想定してない(できない)危機管理についても学びがあるのです。火は生きている。なんでボヤ程度の火災を気づいておきながらこんな未曽有の大惨事にまで発展してしまったのか。とくとご覧あれ。
中抜きだめ、絶対。
「タワーリング・インフェルノ」から学べる事は少なくないと考えるが、それ自体も、実は、鑑賞側の災害イマジネーションによるところが大きいように思う。後は、興味・関心を持たれた読者に是非本映画を鑑賞して頂き、この映画から一つでも多くの教訓を学んでいただけたらと思う。
そうだよねー。災害に巻き込まれた子供は絶対にトラウマになると思うぞ。
★
凄くテンポ良くて楽しめたんだけどオープニングがやたら長かったなぁ(ヘリがビルに到着するまでがやたら長い)。本編も163分というお尻が痛くなる長さなんですがエンタメに徹するジョン・ギラーミンなんで飽きない飽きない。
ビルのオーナーの娘婿がゲス野郎でしたな。清々しいほどのゲスっぷり。
ビル間の手動ロープウェイというのは怖すぎやろ。ちびってしまうがな。