そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

期待値が高すぎてしまった映画『ソー:ラブ&サンダー』。

マーベル映画『ソー:ラブ&サンダー』ソーが女性版“マイティ・ソー”とタッグ、稲妻炸裂“神バトル” - ファッションプレス

アベンジャーズの主要メンバーとして、これまで活躍してきたソー。『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、最凶最悪の敵サノスによって人類の半分が消し去られた世界で、失われた人々を取り戻すため、アイアンマンやキャプテン・アメリカと共に時空を超えた戦いに身を投じた。

確かにソーはアベンジャーズの主要メンバーだったのですがね。でもアベンジャーズクセが強いヒーローばかりでw。どうしてもぶっ飛んでるトニー・スタークや正義感ゴリ押しで却ってウザいキャップ、パワーは互角ながらもハルクのほうに注目しがち。

 

ソーは結構性格もお茶目で「いい奴」なんだけどなぁ。わかってはいるが何故か他のメンバーの方ばかり見るのだよね。アベンジャーズ以外のソー単体作品は初見だし。

 

生死を巡る激闘を繰り広げた末、サノスを倒し、マーベル史上最大の大戦を勝ち抜いて人類を救った。ソーが王として君臨していたニュー・アスガルドの新たな王は女戦士のヴァルキリーに代わり、ソーは宇宙の荒くれ者ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの仲間達と船に乗り込み地球を旅立っていった。

インフィニティ・ウォーでGoGメンバーと共演しロケットを「ウサギちゃん」と呼んだりエンドゲームではやさぐれて飲んだくれに!おまけにビール腹ww。

こんな神様見たことない!体系と同じように性格まで丸くなるとは。

 

そんなソーがGoGメンバーと行動を共にするというラストがあり。スター・ロード(クリス・プラット)がソーに嫉妬するので既にそこから気になって気になって・・あのね、相手は神様なんだからアンタ、コソ泥の分際で対抗心燃やすなよw・・と。

 

で『ソー:ラブ&サンダー』見たのですがね。普通でした。うん、普通。

 

GoGあまり活躍しないまま「ニューアスガルドが危ない。えらいこっちゃ」と別れてしまい残念無念。そのかわりヴァルキリー(テッサ・トンプソン)が格好良かったしVFX凄かったし素敵作品ではありましたが。音楽も素敵だったのですが・・

 

エンヤはあまりにも普通過ぎてGoGのような「そのシーンでジャクソン5使う?」みたいな意外性は皆無なので。そこんとこが消化不良状態。

 

 

「ま、こんなもんかな」と思えば決して悪くない作品ではありました。最近のMCUはライミ監督の『ドクターストレンジ』が物凄かったからなぁ。

 

ソー:ラブ&サンダー