そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

プロフィール欄の好きな映画を五十音にしてみた。【な】行。

何がジェーンに起こったか?

下手なホラーより断然怖い。白塗りのベティ・デイヴィスが怖すぎる。

これまでのキャリアを汚すのかと周囲に止められたというほどのデイヴィスの役づくりはインパクトがあり、絶賛されオスカー候補にもなった。だが、静かに怯えるクロフォードの演技が、本作の成功を支えている重要な要素であることもまた事実である。現在では自分のプロダクションを率いて、企画から製作を手掛けて主演を務める女優も目立ってきているが、当時としてはどれほどの強い気持ちでいなければ、50歳を過ぎた女優がこうしたやりがいのある役を演じる機会を得ることが難しかったか。

憎み合う大女優たち!確執から誕生した怪作 - 『何がジェーンに起ったか?』:名画プレイバック|シネマトゥデイ

デイヴィスって『イヴの総て』でも私生活まんまな我儘さを演じて「こんなマイナスイメージしかないのに流石女優!」だったけどこっちのほうが真骨頂という感じでしたな。心理劇が凄い。こういう風にジワジワと狂って行くのね。お腹いっぱいです。

 

ニュー・シネマ・パラダイス

これも人気が高い作品。しかも何度も上映するし。ジュゼッペ・トルナトーレ監督の華麗なるデビュー作。映画好きのためにあるようなもんです、はい。村には映画館しか娯楽がないもんだから毎日見に来ている客がいたりみんな目をキラキラさせてるのよ。ああ、なんかいいなぁ。名言もたくさん。ラストは「来るぞ来るぞ」と身構えててもやはりキタ━(゚∀゚)━!

ごぜじゅう企画の中で「これだけは譲れない!」というのを30本選んでみたよ。 - そんなことより僕と踊りませんか?

 映画好きによる映画好きのための映画でした。音楽も良いなぁ。自分も子供の頃にアルフレードおじさんみたいな人に出会いたかった。

 

「ぬ」から始まる作品

見た作品はありませんでした(汗)。あんまりないなぁ。

 

ネバーエンディングストーリー

ま、これも「やっつけ仕事」みたいなもんでヲイ。ファルコンという竜に乗っていじめっ子をやっつけるというラストしか思い浮かばないのですが。同名タイトルの歌が結構ヒットしたな。この曲は多くの国でもヒットしスウェーデンノルウェーで1位、オーストリア、ドイツ、イタリア(2位)、イギリス(4位)という成績だったとか。


Limahl - Never Ending Story - 1984

 

のぼうの城 

和田竜の小説家デビュー作にして映画化したというのも凄い。この作品の見どころは何といっても水攻めでしょう(2011年9月に公開予定だったが東日本大震災津波被害を考慮して延期したほど)。豊臣側の石田三成が「水攻めしてみたかった」でやっちゃうのがクスッと来る(史実は違います)。その完全孤立状態からどう突破するのかが見もの。野村萬斎の「田楽踊り」が面白かった。流石狂言師!この踊りは必見だよ。