そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

映画『キャッツ』はそんなに酷くなかったんだけどなぁ。

なんかいろいろと酷評の嵐で。あまりにもひどいと言われると却って興味持ってしまうのが人間の性(さが)。前売り券買ってたのでようやっと見ましたよ。もう前日から遠足が待ち遠しくてなかなか寝られない小学生のようにドキドキw。

 

どんなに酷いんだろう?もうワクワクが止まらない。

 

で、見ました。けど・・

 

想像を絶するほどの酷さを期待してたのに普通。もうガッカリだよ。思うにミュージカルをまんま映画化したのでは?「映画ならではの演出」が感じられないなぁ。

 

歌とダンスは良かったな。もともとそういう大人気のミュージカルなんやし。『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督かぁ。レミゼ好きだったのにな(こっちも豪華キャストだし)。

 

レミゼの時はスケール大きくて好きだったが。歌もあらかじめ録音しといたものを口パクという通常では当たり前のことをしなかったようで。こんどの『キャッツ』はキグルミ感がない(つまりモーションキャプチャー)で猫人間をやったことが斬新というわけか。シュールすぎるわw。

 

化け猫じみて怖すぎ。そうか。それが不評の原因か(ちと違うかも)。

 

猫なんだから体柔らかくてあーんなセクシーポーズやこーんな恰好するのは当然だろうが。猫見たことないんかい?と思いつつも人間がビチャビチャやってるからな。リアルすぎて引くかも。

 

coco.to

豪華キャストが泣くでw。みんな頑張ってんだよ。メモリー

 

実写映画『キャッツ』が全米オープニング週末興収のワーストTOP20にランクイン

ほへぇ。そんなに(汗)。それよりも2009年に鉄腕アトムのCGアニメをやってたのは知らんかったわ。メモリー

 

実写版『キャッツ』を一足先に観た北米メディアが恐怖におののき発狂する――「不浄なポルノ」、「ホラーであり、忍耐力テストでもある」

「ポルノ」ってあーた(汗)。「忍耐力テスト」w。確かに自分が見てきたスクリーンではお客さん半分も入ってなかったのだが途中で帰る人いなかったぞ(忍耐テストに勝ったんだね)。メモリー

 

「一生に一度。一夜だけの奇跡が起こる」というコピーがやけにむなしく感じるのは自分だけかしらん。あまりの不憫さに・・。

 

SNSとかでビジュアルがあれだから見てもいないのに駄作扱いしたり、見ていても「皆が言うから」というノリで駄作扱いする人を見かけますが、実際それってどうなの?と個人的には思います。

映画『キャッツ』狂気?恐怖?いやいやもっと言うことあるよ!!評価&感想【No.639】 - KOUTAの映画DASH!!

 同意しかないな。「見てもないのに批判するなよ」ですよねー。感性は人それぞれなんだし。自分は可もなく不可もなしだったけどね。

 

これはジェニファー・ハドソンの歌唱力に尽きる!それしかない。おぢさん、泣いちまったよ。

 

 

もしかして酷評はあの団体さんも含まれるだろうと憶測。ヴィクトリア(フランチェスカ・ヘイワード)がなぜ捨てられたのか最後まで分からんかったな。