君から学ぶことは何もない。君の言うことは全部本に書いてある。
人々は変な癖を欠点というけれど違うんだ。いいことなんだよ。
言えるなら言って「愛していない」と。それを聞いたらあなたの人生から出て行くわ。
もう名言の宝庫やぁ。ロビン・ウィリアムズは中盤から登場しますが映画自体締まったような感じですた。この作品と『今を生きる』はロビンの独壇場やね。毛むくじゃらで熊みたいな体型なのに優しい眼差し。癒されるぅ~。
つかロビン、どうして自殺しちゃったんだよォォ(汗)。申し訳ないけどトニー・スコットの自殺よりもショックだった。
・゜・(ノД`)・゜・
★★
映画の話に戻しましょう。この作品ってガス・ヴァン・サント監督だったのね。この監督独特の映像美を予想してたら見事に肩透かし。普通でしたな。脚本が非常によくできているんだけどウィル(マット・ジミー大西・デイモン)が喧嘩するシーンは要らないと思ったな。そのぶん、ショーン(ロビン・ウィリアムズ)との心の交流を増やして欲しかったしウィルは過去のトラウマから問題児になったという設定だけど。
あれじゃむしゃくしゃするので誰でもいいからぶん殴るジャイアンと全く変わらん。
音楽はダニー・エルフマンですね。彼は確かに素晴らしい仕事をしています。久石譲がジブリ作品でその才能を発揮するように、エルフマンもティム・バートンの作品で同様にその真価を発揮していると言えるでしょう。
ウィルの親友役であるベンアフが若い。興行的に当たり外れの多い俳優さんなんだね。個人的には『ゴーン・ガール』(2014年)のダメダメ亭主が好きだなぁ。最近ではDCのバットマンが嵌り役だよね。
結構ファンが多い作品みたいで。この作品で当時無名だったマット・デイモンが注目を浴びたのかぁ。今やベンアフも大スターやしね。
★
ウィル・ハンティングが主役なので『グッド・ウィル・ハンティング』なのかぁ。タイトルロールは良かったな。