ロック様ことドウェイン・ジョンソンの主演作品『ヘラクレス』なんですが。ハゲ(もといスキンヘッド)がチャームポイントなのに・・ロン毛。ええっ!マジっすかぁ。
「ヘラクレス」に関する感想・評価 / coco 映画レビュー
ま、確かにヘラクレスだからね。ターザンと同じように野生児むんむんなヘラクレスがハゲ(もといスキンヘッド)なのは如何なものかと思うのですがね。
でもハ・・もういいや。
ちょっとね。ロン毛のロック様が夢に出てきて・・予告編見る限りでは編集がすごそうだけどね(あ、ロン毛は編集ではありませんよ。たぶん)。でも違和感ありまくりなんすよ。それでやっと観たわけなのですが。
- 暴れまくるロック様カコイイ
- 殴るロック様カコイイ
- 蹴るロック様カコイイ
- ジャンプするロック様カコイイ
もうこれは「ロック様のロック様によるロック様の為だけの映画」でしょう。ファンにはたまらないかもしれないが。そう、『羊たちの沈黙』がホプキンス様とジョディの為にあるように。
- でもロック様、ロン毛
- まごうことなきロン毛
- 縦から見ても横から見てもロン毛
ロック様の毛根は死んでないのでしょうか?それともヅラ?ライオンのお頭をかぶるシーンあるので「それは被り物オン&オン状態?」と言いたくなりましたが。
それはそれとして。映画はストーリーありき脚本ありきなもんで。タイトルからしてギリシャ神話かと思いましたが初っ端から違いました。そういう点ではユニークな展開なのですが。うーん。なんか全体的に微妙。こぢんまりまとまっているようでそうではない感じ。
ストーリー前半でヘラクレス御一行を雇った王が下品この上ないということがわかるのですが。なんか微妙。王がアンソニー・ホプキンスくらいな役者さんだったら良いのですが流石にそれほどのギャラはかけられないのかランク下な俳優さん。オーラが感じられないなぁ。
戦闘シーンはまぁ良かったのですが。それ以外のシーンは微妙づくし。みをつくし。
で。この「もう少し頑張りましょう」的な作品をヒットさせるにはジャンルごとにいろんな監督さんに分担させたほうがもっと面白くなるのではないか?と考えました。
編集。
スタイリッシュな編集で定評のあるガイ・リッチー監督ではどうか。でもたまに「観客置いてきぼり」的な感じがするのでここはジュネ監督かダニー・ボイル監督に任せたほうが安心かと。
キャラ監修。
これはバートン監督で決まりでしょう!彼しかいないよ。ここまで脇キャラに愛情を注ぐのはジャン=ピエール・ジュネ監督かバートンなんだけどジュネ監督は編集担当の予定なのでバートン監督にw。魅力的な敵キャラは『バットマン』『バットマンリターンズ』で実証済みだしね。
総監督。
「やはりアクションならキャメロンでしょう」と思いましたが。確かにキャメロンはヒットメーカーなのですがあまりの拘りっぷりにお金を使いすぎると思い(クオリティ高そうな作品になると思うけど)。ここはリドリー・スコット監督が無難かと。『エクソダス』の公開控えてるしw。
★
ヘラクレスとその仲間たちのキャラは良かったんだけどね。
それよりも。プレミアム試写会は満員で入場できない人もいたんだってね。そりゃロック様来るしなぁ。
そんな被り物よりも僕と踊りませんか?
ではまた( ´ ▽ ` )ノ