タイトルながっ!
予告編見た時から気になっていたのですがね。だって原作が湊かなえだし。あ、タイトルは『白ゆき姫殺人事件』です。このところディズニー絶好調すからね(違)。関係ないけど白雪姫と眠れる森の美女はあまり区別つきません。頭の中でごっちゃごちゃ。
ま、そんなこたぁどーでもいいのですが。
映画『白ゆき姫殺人事件』オフィシャルサイト 2014年3月29日公開!
なんか面白そう。くそぅ。見逃してしまったぜ。
城野美姫役に井上真央かぁ。って原作じゃ城野美姫はブスってほどじゃないけどやぼったい女子という設定なんだけど。真央ちゃん可愛いじゃんw。確かに予告編見る限りでは野暮ったい感じだったけど。でも真央ちゃんじゃ可愛すぎるよね?
「キムタクは何やってもキムタク」と同じように「イケメンはどんな格好してもイケメンじゃねーか!」という堤真一(『容疑者Xの献身』石神役)の実例があるから別にいいんだけどね。真央ちゃん演技うまいし。でも可愛すぎるよね?どちらかというと三木典子役でも良かったのでは?未見なんだけどw。
城野美姫が主人公なんですが。影の主人公は『週刊太陽』の記者、赤星雄治。いやぁ、ゲス野郎で。ものの見事なゲスっぷり。つかふざけんなよな。マスゴミにはゴミしか集まらないということかw。そいういう意味でも原作者はアッパレだね。つか赤星はジャーナリストじゃねーだろ。こりゃ。
原作では「マンマロー」という言葉が出ますが。なにやらSNSらしい。mixiぽいな(つぶやきだけでなく日記もあるので)。で、赤星雄治のつぶやきが何やら人気なんですな(これもmixiぽい。なぜならtwitterとは違い必ず応答あるから)。でもこいつのゲスさは自分に不都合なことにはスルーしたり喧嘩したり(汗)。
傲慢は若さの特権ではあるけどね。でも成人してから傲慢かましてるのは却って痛いかもw。
容疑者の城野美姫を犯人に仕立て上げているし。確かにインタビューしたことはそのまま記事にするが「ちょっと話を盛った」部分だけを書いてるし。こんな週刊誌は糞にもかかわらず興味持って読んでいる人もいるんだからアレ。つかなぜ容疑者ばかり調べるかw。インタビューした城野美姫の親友(谷村夕子)が「被害者も調べろ!きっと心は真っ黒なはずだ」と言ってるのになんもしないし。
もう赤星のゲスっぷりにイライラ。最終的に谷村夕子が制裁加えるのだけどねw。
この小説の面白いところは巻末に主要な登場人物のつぶやきや週刊太陽の記事、新聞の切り抜き記事を掲載しているところなんです。数十ページにわたり詳しく紹介(?)してあるから本編を思い出しながら「あ、このハンネ(ハンドルネーム)は誰々のだな」とか推理しながら楽しい楽しい。つか赤星はレッドスターって・・まんまじゃねーかw。
★★
2ちゃんで有名になった『電車男』。書籍化はおろか、映画化、ドラマ化しましたね。映画はそれなりに面白かったけど2ちゃん(というかインターネット)特有の雰囲気が無いのですよね。インターネットにはインターネットならではの良さがあるのでそれを映像化しちゃうのはさすがに無理があったか。
アメブロで有名になった『実録 鬼嫁日記』。かんづきありさ主演のドラマにもなりましたが。主人公のカズマ氏(ゴリ)が自分の部屋でカタカタキーをたたいているシーンでも「なんか違うよな」なんですよね。インターネットの面白みを映像化するのは無理なのか。
今回の『しらゆき姫殺人事件』はネットよりも面白おかしく容疑者を犯人に仕立て上げた週刊誌がクソなんですがね。ネットであーだこーだ騒がれるよりもソースが週刊誌なのでw。
★
そんなしらゆき姫より僕と眠りませんか?
ではまた( ´ ▽ ` )ノ