初ウォン・カーワァイ作品です。結構オサレやなぁ。映像もセンスあるしこりゃ人気あるわけだ。
桃井かおりみたいに全体的にアンニュイ漂う作風でしたね。オトナという感じでした。アイドルてんこ盛りのキャッキャウフフしたションベン臭い恋愛ゲームに飽きた人には新鮮かと。しらんけど。
主演のトニー・レオン、マギー・チャンがクールでした。くぅぅ!たまんないねぇ。
花様年華 - 映画情報・感想・評価(ネタバレなし) | Filmarks映画
★3.9という高評価。ストーリーよりも映像がスタイリッシュでオサレという意見多かったな。マギー・チャンの着ているチャイナドレスも綺麗だし。
1960年代の香港を設定にしているが、撮影は主にタイのバンコクで行われている。撮影当時、60年代の香港の街並みを再現するのは難しく、タイで撮影をする方が容易だったため。チャウとスーがステーキを食べるシーンのレストランは、香港島の金雀餐庁(GoldFinch Restaurant)で、その後の作品『2046』でも使用され映画ファンに人気の場所であったが、2015年に惜しまれながら閉店した。
(中略)
本作でトニー・レオンがカンヌ国際映画祭にて男優賞を受賞した。その他、モントリオール映画祭最優秀作品賞、香港電影金像奨最優秀主演男優賞(トニー・レオン)・最優秀主演女優賞(マギー・チャン)、金馬奨最優秀主演女優賞(マギー・チャン)、ヨーロッパ映画賞最優秀非ヨーロッパ映画賞、2001年セザール賞外国語作品賞など多数受賞。
タイで撮影してたのか。あの街並みは雰囲気があったなぁ。雨のシーン多かったけど香港はロンドンみたいに雨が多いのかな?ま、演出だと思うけどね。
この映画はもう美しすぎるとしか言い様がありません。
古い時代の上海を連想させる建物、食堂に燻る紫煙の煙、梅林茂の情緒的な「夢二」のテーマソング、レトロでモダンなマギー・チャンのチャイナドレス。
そんな古き時代のハイセンスなもの全てを印象的なカメラワークと色彩美で捉え、禁断の関係で惹かれ合う男女の恋心を淡々と描写していきます。
ジョン・ウーとはまた違うスローモーションの使い方よ(ジャンルが違うのでジョン・ウーと比べてもアレだが)。音楽も良いしセンスあふれてますな。ストーリー自体は『君の名は』みたいにまったりしすぎてるのですが映像や演出のセンスで酔いしれること請け合いでっせ。
★
さて、私は何回「センス」と書いたのでしょうか?
またネェ~(≧◇≦)/