ごぜじゅう企画はジェームズ・ディーン祭りで。調べてみたら彼の映画デビューは1951年で55年の『エデンの東』の主役に抜擢されてから『理由なき反抗』(主役)、『ジャイアンツ』(準主役)だったのね。『ジャイアンツ』の撮影終了後に自動車事故で無くなるとは実に惜しい。だからディーンは永遠アイコンなのね。
ジェームズ・ディーンは1956年9月30日午後5時59分、シルバーのポルシェ550を運転してカリフォルニア州サリナスのレース場へ向かう途中、コレーム近郊の州道の分岐点で、横から来た学生の車と衝突、即死した。事故後、現場にモニュメントが立てられている。
孤立する17歳の叫び『理由なき反抗』 ジェームズ・ディーンほか出演者3名が非業の死をとげた青春映画の金字塔 | 映画 | BANGER!!!
レースは怖くないか?とのインタビューに「レースよりも公道のほうが怖いのです」という回答どおりになっちゃって人生とは皮肉なもんだなぁ。
準主役のナタリー・ウッド(1981年にヨットから転落死)、サル・ミネオ(1976年に強盗に刺殺)というのも因縁めいてるなぁ。スピルバーグ作品『ポルターガイスト』みたいやね(3作品目でキャロル・アンも亡くなったし)。
とはいえ『理由なき反抗』。いろんな作品に影響与えたんだね。BTTFでマーティーが「チキン」という言葉にやけに反応する元ネタはこれだったのか。『グリース』で転校生にちょっかい出すのは「リーダーの示しを付ける為」だったり(本当は良い奴)。ナイフの決闘も『ウエストサイド物語』の元ネタなんだね。
あ、この建物『ラ・ラ・ランド』で見た奴や!どうやらグリフィス天文台が舞台になった映画は9本あるがこの『理由なき反抗』が最初らしい。
「理由なき反抗」で、反抗の理由って何なのでしょうか? - どうもよ... - Yahoo!知恵袋
映画「理由なき反抗」って何が言いたいのでしょうか?終わり方も... - Yahoo!知恵袋
まぁ感性は人それぞれやしなぁ。
やはり自分的には『エデンの東』が秀逸すぎて『理由なき反抗』もディーンの代表作なのですが微妙なんですよねぇ。主役、準主役の作品を好きな順に並べると
になるかな。若者たちの心情的には響くんだけどねぇ。
★
『エデンの東』同様、タイトルロールに「シネマスコープ」とあるのが時代を感じてようござんす。