そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

恐竜ファンよ、待たせたな。『ジュラシック・ワールド 炎の王国』は胸アツだぜ。

前作より盛り上がったのではないかしらん。ま、前作はクレアおばさんブライス・ダラス・ハワード)の「まさかのヒールで野山を駆け廻る」が見所だったんだけど。

 

今回は胸にこみ上げるものが来る(ゲロ?)からね。ちょっと後半が失速したかな?と思いつつも演出が良いから飽きのこない安心設計さ。

 

coco.to

でも普通な満足度で。大作にふさわしい出来栄えだったけどな。前半の恐竜露出度高くてよかった(今まで登場していない種類もあるでよ)。さすがの恐竜も自然の脅威(火山噴火)には敵わないか。

 

どこが胸アツかというと

 

音楽に胸アツ(ジョン・ウィリアムズではないがベースは『ジュラシック・パーク』)

ジュラシック・パークIII』からジョン・ウィリアムズではないのね(ちなみに『ジュラシック・ワールド』の音楽は2作ともマイケル・ジアッチーノ)。でもベースは『ジュラシック・パーク』だしね。毎回アレンジしまくるハリポタと同じようなもんか。

 

マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)に胸アツ

最初と最後にしか出てこんが。立ち位置としては1作目のジョン・ハモンド的な。「科学は農薬を産むがそれを使うなとは言ってくれない」じゃないけどね。

 

お馴染みのイヌラ・ヌブラル島に胸アツ

「もうこの島、滅びちゃうんだ・・」と思うと感無量でしたな。

 

ジョン・ハモンドリチャード・アッテンボロー)の画に胸アツ

クレア(ブライス・ダラス・ハワード)が招かれる屋敷の壁にはジョン・ハモンド氏の肖像画。ロックウェルはジョンと共同経営者という設定で親友だとか。ハモンドが持っていた同じような杖をしていたのも胸アツ

 

ヴェロキラプトルのブルーとオーウェンクリス・プラット)の再開に胸アツ

感動の再会。ヴェロキラプトルは人間の次に賢いという設定なのでオーウェンインプリンティング済ませてるはずだしブルーが思い出して「あ、パパー!」と言ってるようでw。

 

 島に取り残された恐竜たちの雄たけびに胸アツ

「僕たちを置いてかないで~!熱いよぉ・・」と言ってるようで涙なしでは語れない。

 

恐竜たちを殺処分しようとするシーンに胸アツ

千と千尋の神隠し』で好きなシーンは千がオクサレ様の異変に気づいてゴミを引っ張り出すところ。「人間のしでかした過ちは人間が対処しなければアカン」というようなメッセージが感じられて好き。そこんところが今作のあのシーンと似ている。さぁ、クレアはボタンを押すのか?

 

今作もモササウルス番長がオイシイトコドリで胸アツ

ジュラシック学園にやってきた生意気転校生(インドミナス)を番長(モササウルス)が〆て前作は終了したが。今回、モサ番長は最初と最後に出てきてオイシイなぁ。このインパクトは流石に番長やね。

 

 

ジュラシック・ワールド』は3部作だそうで。とりあえずSWみたくはならなくて良かった(JJ監督があんだけ盛り上げといて監督変わったらコレだもんなぁ)。

そんなモサ番長より僕と泳ぎませんか?

ではまた( ´ ▽ ` )ノ