佳作だな。ホッコリしたよぅ。
寅さん同様、「傍目からは面白いが身内にはしたくない」ジジィ。寅さんを慕う光男同様オリヴァー君はヴィンセントの良さを見抜いてたのだ。ちびまる子ちゃんの長沢と藤木の関係のような。
予告編見たときビル・マーレイがどうしても藤竜也にしか見えなかったけど本編はやっぱりビル・マーレイでした(当たり前か)。
2014年の秋、北米でわずか4館の限定公開でスタートしながらも、幅広い観客層の共感を誘ってみるみるうちに2500スクリーンに拡大。ボックスオフィスの4位まで駆け上がり、興収4400万ドルのスマッシュ・ヒットを記録した1本の映画があった。加えて批評家筋の絶賛も相次ぎ、ゴールデン・グローブ賞では作品賞と男優賞にWノミネートされるという快挙を果たした『ヴィンセントが教えてくれたこと』。
だ、そうです。今やfacebookやtwitterでクチコミ拡散されますね。日本でもそういうの多いし。『キック・アス』はブラピプロデュースにもかかわらず渋谷、梅田のみという単館扱い。でも立ち見が出るほどの人気ぶり(指定席制度なのに立ち見!)なので拡大ロードショーに。面白かったけど「立ち見が出るほどのもんかなぁ」という映画だったけどね。
つか予告編で
ママ「”夜の女”って意味わかる?」
オリヴァー「夜勤の人?」
やっちゃダメだろうがw。夜の女役にナオミ・ワッツなんだけどね。なかなかええ味だしてたな。新境地といったところか。
王道なストーリーで。わかってはいるが最後にじんわりキタ━(゚∀゚)━!
ビル・マーレイ版『グラン・トリノ』というところか。ビルの方がクリンちゃんより演技達者なので安定した感じ。オリヴァー君と息もあってたし。やはりコメディアンは間というものがわかっているから演技うまいね~。『カルテット!人生のオペラハウス』のビリー・コノリーさんもコメディアンだったし。ええ味出してたし。
★
ちょっと辛口だけどそこがいい。
ワシもヴィンセントみたいなジジイになりたい。もうジジイか。
そんな夜勤の人より僕と踊りませんか?
ではまた( ´ ▽ ` )ノ