スパイダーマンはアベンジャーズに加入できることになってから盛り上がったしなぁ(『シビル・ウォー』からスパイディ参加したけどそれでもSONYは版権を少し譲っただけだし)。アベンジャーズ加入によりSONYはV字回復を果たしたし。
金に物を言わせるデズニーには叶わんか。もうウォークマン売りさばいてもアカンしな。
ま、それはそれとして。『マダム・ウェブ』見ました。これってスパイダーマンの前日譚なのね。知らんかったわ。つか今までのスパイディとは別ユニバースやろ。SONYは今、『スパーダーバース』シリーズがヒットしてウハウハだからなぁ(調べたらソニー・ピクチャーズ・アニメーションはスパイダーバース3で25本目なんだね)。
というかSONY、今や『スパイダーバース』シリーズしか目玉商品ないじゃんか。これじゃぁそう簡単に手放さないよなぁ。
で、肝心の『マダム・ウェブ』なんですが。予告編では「マーヴェル初のミステリー・サスペンス」と謳ってたよね。まぁサスペンスは許すとしてもミステリかぁ?最初から犯人(ヴィラン)見せてるから謎要素一つもないじゃん。密室殺人も無いし。
JARO(日本広告審査機構)に報告してやる!と思いつつもダメダメ要素がいっぱいで却って可哀そうになる。なので生温かい目で見てた。ただ「毛色が違うスーパーヒーロー物」として見れば上出来ではないかと。興行収入で見れば『マーベルズ』よりもかなり劣るのではないかと予測(『マーベルズ』は腐ってもMCUだし)。ガックシ感が半端ねー!
先ほど「ダメダメ要素いっぱい」と書いたが。トータルで言うと「ま、普通なんじゃない」というレベル。アイディア自体は悪くない(むしろ今までの作品より面白いんじゃないの?)。ただヴィランがねー。悪人なんだけど小物すぎるなぁ。サノスに比べりゃ人間とアリンコほどあるよなぁ(それがSSUか)。
ようつべでアメコミ侍・柳生さんの動画見たけど「60点満点だとすると60点」だそうです(何とも微妙な評価で)。もともと原作もああいう扱いのキャラなんで及第点だとか。それにしても女性が頑張ってる『マーベルズ』と比べても華が無さすぎ(女優さんは全員イケてるのだけど)。やはり脚本かなぁ。
本国アメリカでは酷評の嵐だが――「マダム・ウェブ」(2024) - 今日観た映画の感想
色んな映画が大作化して3時間も当たり前になっている昨今、こういう小さな規模で、サクサク観られてそこそこ面白いエンタメ映画は大切にしていきたいって思うし、個人的にソニーには、今後もこの位の規模の作品をコンスタントに作って欲しいって思うのでした。
ま、そんなところだよねー。キャシー(ダコタ・ジョンソン)の同僚がベンなので「スパイダーマンの前日譚扱いだからベン叔父さんかな?」と想像できるが。
★
それにしてもあのラストは『X-メン』かよ!とツッコみたくなったのは自分だけじゃないはずだ。
そんなマダムと踊りませんか?
( ゚д゚)ノ ジャ、マタ!♪