特撮映画ファンなら当然チェックしているであろう作品。だって特撮の巨匠、レイ・ハリーハウゼンが手掛けたんですもの。ストップモーションアニメ技法なんでクリーチャーがスムーズに動くけどちょっとぎこちないのは御愛嬌。特にラストの骸骨戦士!ハリーハウゼンは撮影に3ヶ月以上費やしたとか。
それにしても今も昔も冒険活劇物はギリシャ神話や聖書が基になったもの多いなぁ。日本だったら桃太郎ぐらいしかないしな(日本昔話はどちらかといえば「戒め」みたいなの多いし)。
『アルゴ探検隊の大冒険』(アルゴたんけいたいのだいぼうけん、原題 Jason and the Argonauts )は、1963年に公開されたイギリス・アメリカ製作の特撮映画。特撮の巨匠レイ・ハリーハウゼンによる、ギリシア神話のイアソン(ジェーソン)率いるアルゴ船探検隊(アルゴナウタイ)の冒険を描いた作品。
ゼウス、ヘルメス、アカスタス等のギリシャっぽい名前じゃなくて「何故にジェーソン?」と違和感あったけどこれ見てわかった。イアソンだったのかw。
『西遊記』みたいにお釈迦様の手のひらで転がされているような感じで。神々たちのゲーム(ボードゲーム)でわりかしチープ。ちょっと展開がまどろっこしいので「早く冒険しろよ」とイラっとしてしまうのが現代人の悪い癖か。
やはり特撮が目玉なんで。青銅の巨像がゆっくりと動くシーンは「おおっ!」と感動すら覚える。宝を盗んじゃうからだよー。つか青銅テイロス、剣を持ってんだから使えよな。なんで船を持ってブルブルゆする?しょぼいだろー。
やはり何度見ても骸骨兵士のチャンバラ面白い。ニコ動やし色んな意見流れるしw。
それにしてもアイエテス(種をまいて骸骨兵士出すヤツ)はナウシカのアスベルお父ちゃんに似てたな。
アルゴ探検隊の大冒険 - ネタバレ・内容・結末 | Filmarks映画
総評価で3.6というのもなかなか。
これが初鑑賞だが、ハリーハウゼンのストップモーションアニメが見所の割にはその尺少なく、それ以外はほとんど面白くないので基本は退屈。やはり見せ場は骸骨兵との闘いだな。神の見下し感がやや鼻につく。ハーマンのスコアはらしくて、これが1番の収穫。
これに一票だな。クリーチャーのカクカク感が味が出ていて大変よろしい(スムーズなんだけどカクカクw)。ストーリーはあってないようなもんだし。CGのない時代にこのクオリティは「ええ仕事してますな」しか言葉にできないよ。
★
そんな骸骨より僕と踊りませんか?
( ゚д゚)ノ ジャ、マタ!♪