『X-MEN:ダーク・フェニックス』見ました。
「前評判がアレだったからどうなることか心配したんだけどそれほど酷くないじゃん」というツイート多かったです。アクションは最高レベルだし。『ファイナルディシジョン』で邪悪ジーン出てきたので『SWローグワン』みたいなスピンオフを期待してたのだが。
微妙に違いました。鼻血が出るくらい微妙。
『ファイナル~』ではハリポタのトム・リドルのような邪悪少女でチャールズがその性格を封印して優等生的な性格を作ったという要するに二重人格にしたが(前作で死んでしまうが実は邪悪な人格が出てきたという設定)。ちょっと無理っぽいがこれはこれでつじつまが会うのです。
シリーズものは監督が変わると劣化しちゃうのですけどね。マーヴェルなので「そんなに酷くはないかな」程度なのですが。常に微妙な範疇で。「なんでパトリック・スチュワートのチャールズがジェームズ・マカヴォイ時代にこのミュータントと出会ってるんだ?」みたいな感じで。
でも、いいの(by悦子)。
それでも自分はアベンジャーズよりもXメン推しなので。でも『ウルヴァリン:SAMURAI』は忘れてください(あまりにも酷かったので)。
そんなXメンなのですが。
ある時ふと気づきました。これはマーヴェルお得意のパラレルワールドではないのかと。ちょっとぐらい辻褄合わなくとも別な世界だから無問題。なぁんだ。心配して損した(心配してないがw)。
それは置いといて。『ファイナルデシジョン』で邪悪少女ジーンが出てきたのですが『ダークフェニックス』ではそんな邪悪でもなく。むしろ普通な反抗期というか。
つかチャンネル争いで親を殺すわけないやろ。
若き日のチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)がジーンに「君は壊れてなんかない」 と言うのですが。なんか( ・∀・) イイネ!。
でも『ファイナルデシジョン』と同じで嫌な記憶封印しちゃうんだよね。そら、真実を知ったジーン怒るの無理ないわな。なにせ反抗期取り戻しちゃったんだから(大人になってからの反抗期はやっかいだよな)。しかもチャールズよりも能力上なんだから最悪。
なんやかやあってビースト(ニコラス・ホルト)やマグニートー(マイケル・ファスベンダー)が「ジーン許すまじ!」と戦うのだけどジーン最強やし。中盤からジェシカ・チャスティンがわけわかんない役で活躍するし。
「ジェシカ・チャスティンの無駄遣い」というツイート多かったけど。自分は「たまにはこんな無駄遣い有りだよね」みたいなw。ま、いいんじゃないの。いまやマーヴェルはディズニー王国にいるのだし「無駄遣いオッケーだよね」という感じ(違うか)。
そんでもって。エックスメンは今作で終了なわけでありますが。( `・ω・) ウーム…しれっと続編できそうな感じがw。
シリーズ長くて監督も何度も変わってるし「続編は劣化する」というセオリー通りだけど(そんなに酷く劣化してないから自分はファンなのですがね)。やはり「マイノリティを上手に描くにはマイノリティしか居ない」というようにブライアン・シンガー版が好きなわけなんですよ。
ブライアン・シンガー監督のXメンは
- X-MEN
- X-MEN2
- X-MEN:フューチャー&パスト
- X-MEN:アポリカプス
なんですが。自分は2作目とフュー&パスが大好きで。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の「タイム泥棒」も良いけど『フューチャー&パスト』はウルヴァリンの意識を過去に戻すというのが好きだしチャールズとエリックの「俺たち、なんであんなにいがみ合ってたんだろうな」という最後の和解にジーンときたな。
『X-MEN2』ではアイスマン(ショーン・アシュモア)が実家に戻った時、ミュータントだと知った弟がビビって警察に通報するシーンやストーム(ハル・ベリー)とナイトクロウラー(アラン・カミング)の会話「僕は(自分を変な目で見る連中を)憐れむんだ」「私は憐れむのを辞めたわ」にグッときたし。
ブライン・シンガー最高や。
★
そんなウルヴァリンより僕と踊りませんか?
ではまた( ´ ▽ ` )ノ