まぁ、普通な満足度。ベッソンの『レオン』とあまりにも似ているのでベッソンがインスパイアされたか?と思ったがどうやらそうらしい。でも『レオン』の方が完成度高かったな(エンディングに流れるスティングの曲も大好きだし)。
この作品はグロリア姐さん(ジーナ・ローランズ)の格好良さに尽きる!『エイリアン』のシガバー(シガニー・ウィーバー)並に格好いい。つか『エイリアン』はSFでもありフィクションやし。ま、『グロリア』自体フィクションやけど「こういう格好いい人、レアだけどいるにはいるよねー」みたいな。
グロリア姐さんのどういう点が格好いいかというと
- イキナリ銃をぶっぱなすグロリア姐さんカコイイ
- 義理人情に厚いグロリア姐さんカコイイ
- 母性に目覚めたグロリア姐さんカコイイ
- いつもおしゃれなグロリア姐さんカコイイ
- 危険なのにも関わらずボスに会いにいくグロリア姐さんカコイイ
とまぁ格好いいんです。でもcocoでは普通の満足度。なぜ評価が下がったのかというと。
子供がクソガキだからだと思うのですよ。
「僕は男だ」「自分ひとりで生きられる」なんぞほざいておきながらグロリア姐さんにしがみついて離れないフィル。なんだこいつw。『レオン』のマチルダは生意気というか大人びていて・・でもやっぱり子供という多感なお年頃という役柄でナタポー(ナタリー・ポートマン)上手かったけど。
フィル駄目駄目じゃんw。所詮は子供だからああいう設定アリだけどさ。
『グロリア』(Gloria)は、1980年のアメリカ映画である。ジョン・カサヴェテス監督・脚本。ニューヨークを舞台にしたハードボイルドアクション映画。ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞。
リュック・ベッソン監督の1994年の映画『レオン』と設定やストーリー展開が重なる部分があり、同作の「原型」とも言われている。
1999年にシャロン・ストーン主演でリメイクされている。
それにしても。シャロン・ストーンは『悪魔のような女』といい、リメイクものに出るなぁ。
★
オープニングからジョンカサ(ジョン・カサヴェテス)節ムンムンしてました。何故かウォルター・ヒルと似てるんだよなぁ。