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セント・オブ・ウーマン 夢の香り : 作品情報・キャスト・あらすじ - 映画.com
大抵ごぜじゅう企画の作品ってジワジワくるのが多いのですが。見終わってすぐにホッコリしたのは初めて。さすがに人気ある作品は違いますね。アル・パチーノの演技がすごい。タンゴを踊るシーンは必見ですぞ。
この作品は『レインマン』(1988年)と似ているところがあり(多分自然とそうなったんだろうけど)。共通するのは
- ロードムービー寄りのヒューマンドラマ
- 主人公がチャーリーという名前
- 主演男優賞をゲット
自分が特に注目したのは3の主演男優賞。『レインマン』のレイモンド(ダスティン・ホフマン)は主人公の兄、『セント・オブ・ウーマン』のフランク(アル・パチーノ)は主人公の雇い主(微妙に違うが)。どちらも準主役なのですがね。
主役でなくとも主演男優賞を狙えるものなの?と思ったな。
Copilotに聞いてみたよ
🎭 主演男優賞は主人公でなくても受賞できる?
はい、可能です。主演男優賞は「主演」とされる役柄に与えられる賞ですが、必ずしも物語の“主人公”である必要はありません。映画やドラマの構成によっては、物語の中心にいる人物が複数いたり、語り手が別にいたりするため、主人公と主演が一致しないケースもあります。
📌 ポイントを整理すると:
主演=物語の中心人物とは限らない
例えば、群像劇では複数の人物が物語を牽引するため、主人公が明確でないこともあります。演技の比重やスクリーンタイムが基準になることも
主演男優賞は、演技力・存在感・物語への影響力などが評価されるため、主人公でなくても主演と見なされることがあります。実際の受賞例も存在
例えば日本アカデミー賞では、阿部寛さんが『テルマエ・ロマエ』で最優秀主演男優賞を受賞していますが、他の作品では助演としても受賞歴があり、役柄の立ち位置に関係なく評価されています。もし気になる作品や俳優がいれば、そのケースでどう評価されたか一緒に見てみましょうか?
なるほろ。
★★
アル・パチーノが主演男優賞を取るだけあって演技力がすごい。盲人の役なんだけど「本当に目が見えないのでは?」という演技。それに「ハッ!」と大声出して相手を威嚇する様は凄い。
でもパチーノだけでなくチャーリー役のクリス・オドネルも上手い。頑固なオッサン相手に「どないしよう(汗)」と困惑していたのが一緒に行動するうちに自信がついてくるのはありがちな設定でもあるけどね。
フランクの計画を阻止しようとして感情を爆発させるシーンが良かった。よく戻った。チャーリー、天晴れだ。フランクとドナ(ガブリエル・アンウォー)のダンスシーンからグッときてたのだが。『レインマン』のトムクルは「どーでもいいような存在」だったが『セント・~』のクリス・オドネルは良いなぁ。
チャーリーの同級生役にフィリップ・シーモア・ホフマンなのね。彼も結構重要な役どころなんですがホフマンも良い味出してたな(ホフマン繋がりでw)。
★

アル・パチーノが主演男優賞というのは大納得。「子供と老人に弱い」と言われるアカデミー賞の審査員。あと障害者にも弱いよね。記憶に新しいところでは『博士と彼女のセオリー』(2015年、エディ・レッドメインが主演男優賞)があるしなぁ。