そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

「原作と映像は別物」だということを『アイアムアヒーロー』は教えてくれました。

(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-

 

coco.to

あんまり期待しなかった分、おもしろさ倍増。大泉洋のダメダメ男はハマリ役。長澤まさみちゃんは格好良すぎて鼻血が出るレベル。つかああいう役柄は初挑戦じゃないのかなぁ?

 

「邦画はつまんない」とキムタコが言いだしてからか(違)どうも風向きが悪い。いやいやいや、邦画も面白い作品あるよ。ただ糞みたいのが多すぎるんだ。

日本の映画がつまらない理由wwwwwwwwww:ノム速|2ちゃんねるまとめブログ

 

44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/25(金) 23:07:00.61 ID:5Kd5qOK90.net

 

ホラー映画は優秀だと思う
海外のだと単なるスプラッター映画だし
ただそれ以外はゴミ
規模も小さいし役者も同じのばかりで
アイドルごり押しかジャニーズ系しかない
で、恋愛ものか刑事ものかアニメ漫画原作ばっか

ジャパニーズホラーは( ・∀・) イイネ!

『リング』からジャパニーズホラー言いだしたのかな。日本人って稲川淳二の怪談話(生き人形の話が怖すぎる)みたいに「真綿でじわじわ首を絞めているような」感じが好きだし。貞子ジワジワほふく前進して来るしねw。

 

ここ数年、邦画で漫画原作を実写化!というと「G◯NTZ」にしろ(アイアムアヒーローと同じ監督の作品ですが)「寄◯獣」にしろ「進撃の◯人」にしろ「テラフォーマーズ」にしろ出来上がってみると (´・ω・`) な作品が多かったため

原作厨が映画「アイアムアヒーロー」の感想を書いてみる。 - ガジェレポ!

 

そ、そうなんですか。寄生獣は面白かったのにな(特に後編)。ちなみに原作未読だけどな。やはり原作と映像は別物なんですよね。どうしても原作ファンは気になって見てしまいますね(そしてイメージ出来上がっているから脱力感はんぱねぇ)。

 

姑獲鳥の夏』を見終わったあと映画館を出るとき、「あ、こりゃ原作(京極堂シリーズ)のファンだな」と思える人いたもの(ガックシしてました)。自分は結構好きな作品だったけどね。実相寺監督やし。

 

あ、そうそう。このガジェレポ君にデスノは面白かったどうか聞いてみたいなぁ。アレ、原作とは終わり方が違うのだよね。デスノは前編の最初は普通な感じだったけどL登場しだしたあたりから俄然面白くなったな。もともと原作でもそれがキモなんだし。

 

やはり原作ファンはイメージ出来上がってるから「別物」だとわかっていながらも期待しちゃうのだよね~。希にリメイク映画がオリジナルを超えることはあっても(それはオリジナルがB級映画のみ。『ザ・フライ』が良い例)原作を超える映像というのは無いもの。原作同様映像も良いのは数少ない(トリュフォーの『華氏451』は原作同様評価高いというのが本に書いてあったなぁ)。

 

★★

 

そりでわ。『アイアムアヒーロー』レビューいってみたいと思います。

 

www.iamahero-movie.com

面白かったから公式サイトも貼っておく。ちょっとツボったところは。

 

主役キャラだけでなく脇キャラも( ・∀・) イイネ!

脇キャラも「いい味出してた」というのがポイント高し。特に好きなのは前半に出ていた同僚の三谷(ドランクドラゴン塚地)。「あーいるいる。こういうオッサン」みたいな感じw。後半のショッピングモールに登場した伊浦(吉沢悠)、サンゴ(岡田義徳)。伊浦はムカツク~。サンゴは「なにこのDQN?」と思ったら最後わりと良い奴で。

 

あまり悲鳴を上げないのが( ・∀・) イイネ!

洋物スプラッター等はねーちゃんが「きゃーきゃー」悲鳴を上げることが多いけどジャパニーズホラーってそれほど多くない。つか演出だよね。ペットを飼ったことのある人ならわかると思うけど動物ってビックリすると一瞬フリーズするのですよ。人間だって動物ですからね。あまりの恐怖に声が出ないのは当然。「わー」「ぎゃー」よりも「え?」だよね(主役の鈴木英雄がよく口に出すけど「え?なんで?」だよね)。

 

噛まれたら「痛い!いてぇぇ」なのが( ・∀・) イイネ!

先ほどの悲鳴と同じように「ぎゃー助けてー」よりも「痛い」という感情が先。当然だよね。だって痛そうだし。

 

ゾンビさんにも個性あるのが( ・∀・) イイネ!

バタリアン』みたいに。ZQNの設定が「生前の記憶(ごく一部)で行動する」というのが面白い。「これくださーい」と買い物しているZQNとかつり革つかまっているリーマンZQNとか。前半の「まーごころー」がツボ。

 

鈴木英雄に扮する大泉洋が( ・∀・) イイネ!

てっこ(片瀬那奈)に「英雄くんのは夢じゃない。妄想って言うんだよ」とダメ出しくらった英雄くん。大泉洋がハマリ役すぎるわ。『探偵はBARにいる』よりも似合っているもん。でもてっこはZQNになっても「ひでおく~ん」だから愛してたんだね。愛だろ愛(てっこZQNに噛まれても英雄が大丈夫だったのはてっこ甘噛みしてたからだと思います)。

 

ただのパニックものにならなかったのが( ・∀・) イイネ!

怖いんだけど笑える。非日常の世界になっちゃったんだけど英雄くんが無意識に日常の会話しちゃったり(この期に及んで「銃刀法違反で捕まるから」とか言うなよw)。英雄くんの妄想はストーリー前半だけかなと思いきや後半しっかり妄想ループしてるし。

 

英雄くんがヒーローになるまでの過程が( ・∀・) イイネ!

自己紹介するとき「鈴木英雄です。英雄って書いて『ひでお』です」といつも言ってたのが最後は違った。心境の変化なんだな。英雄くんの成長物語としても( ・∀・) イイネ!

 

 

そんな「はてなZQN」より僕と踊りませんか?

ではまた( ´ ▽ ` )ノ