凄い。
何が凄いって公開してから2ヶ月以上経つのにまだ上映しとる(都内では2館のみ)。ハコが小さいしお客さんもまばらだろうと思ってたら意外と入ってる。東宝さんの本気度が見えますな。

映画を見終わったらようつべで作品レビューをつらつらチェックするのだが。これまた賛否両論で。ま、感性は人それぞれなんでいろんな意見あるのはごもっとも。どれも正しい。誰だって自分の好きな作品を貶されたら厭な気分になるけどコレはしょうがない。
というか『8番出口』は次世代のホラーだと思ったしw。ホラーというかスリラー寄りというか。ホラーじゃないような・・なんとも微妙な立ち位置で。
で、この映画ってゲームが原作なのね。インディーズ系のゲームで大ヒットしたのだとか(知らんかったわ)。ゲームはシンプルで地下道をループしながら脱出するというのですが映画は主人公たちのドラマパートを後付けしたのか。
というかこの単調なストーリーをよくぞ90分飽きさせないで引き延ばした監督にアッパレじゃ。冒頭のスマホ画像が中盤の伏線回収になってたのは流石。
でもそれが成功してるのかどうかは微妙。『CUBE』のように不条理極まりない状況になるのかと思えば違うし。説明増えてわかりやすいといえばわかりやすいけど『CUBE』レベルには到底至らない。でも残念過ぎるかといえばそうでもなく。限りなく微妙。
Copilotに川村元気監督の作品を教えてもらった。
川村元気監督の映画作品は、現在のところ『百花』(2022年)と『8番出口』(2025年)の2本です。
以下に詳細をご紹介します:
🎬 川村元気監督の映画作品
作品名 公開年 主な役割 内容概要 百花 2022年 監督・原作・脚本 認知症を患う母と息子の関係を描いたヒューマンドラマ。主演は菅田将暉と原田美枝子。 8番出口 2025年 監督・脚本 インディーゲームを原作にしたホラー/サスペンス作品。主演は二宮和也。無限回廊からの脱出を描く。 🏆 監督としての評価
- 『百花』は第70回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀監督賞を受賞。
- 『8番出口』は第78回カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門に出品されました。
🎥 その他の活動
川村元気さんは監督だけでなく、映画プロデューサー、脚本家、小説家としても活躍しており、『君の名は。』『すずめの戸締まり』『怪物』などの話題作を企画・プロデュースしています。
他にも知りたい作品や役割があれば、気軽に聞いてくださいね!
ようつべに「名プロデューサーだけどヒットメーカーだけど監督としてはどうかな」という意見あり。確かに。
ま、でもこの作品は面白いことは面白いのよ。オサレだし。冒頭は一人称視点から始まるので(ゲーム原作だしね)「別に誰が主役でもいいんじゃね?」と思ったが。通路で迷い始めるあたりからニノ登場(主役だしね)。
わりとシンプルな設定だし登場人物少ないし低予算で出来るかと思いきや結構オサレな作りで金かけてるなぁ(それでも低予算の範疇でしょう。ニノ主役だから出演料ぐらいかな)。エンドロールはオサレの塊でしたな。
この作品は低予算映画?
はい、『8番出口』は低予算で制作された映画です。
出演者が少なく、撮影のほとんどが地下通路という限られたロケーションで行われたため、制作費を抑えた構成になっています。
🎥 『8番出口』が低予算とされる理由
出演者が少人数
主演の二宮和也を中心に、メインキャストは数名のみ。高額なギャラが発生したのは主に二宮和也だけと報じられています。ロケーションが限定的
撮影の約9割が地下通路で行われており、セットや移動費などのコストが抑えられています。原作がインディーゲーム
原作は個人クリエイターが開発したゲームで、シンプルな構成を活かした映像化が可能でした。
💰 それでも大ヒット
- 公開から62日間で興行収入50億円を突破。
- 韓国でも初日動員数3万人以上を記録し、日本実写映画として歴代1位の初日記録を達成。
- 収益率(制作費に対する興行収入)は非常に高く、**「収益率では『8番出口』に軍配が上がる」**と映画関係者も評価しています。
このように、『8番出口』は低予算ながらも、企画力と演出力で大成功を収めた作品です。もし他にも映画の裏話や制作背景に興味があれば、どんどん聞いてくださいね!
そんなにヒットしたんだ。アイディア次第で映画は化けるな。
★
ニノの演技はテッパンだけど歩く男(河内大和)が意外と良かった。しゅごい。