そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

壁の花になんかなるもんか!

映画『ウォールフラワー』公式サイト 11月 TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷 他 全国順次ロードショー

 

なんか期待しすぎちゃったのかな?良い作品ではあるけどさ。この映画って原作者が監督したんだってね(ま、よくあるちゃあるパターン。そんだけ思い入れあるのね)。

 

「あ、この映画なんかいいな」と思ったら原作を読んでみることもおすすめします。原作が神レベルだとわかるので。「この映画ちょっと残念なんだけど。でもストーリーはいいかな」という人でも原作をおすすめします。原作は神レベルなので。

 

というか。ベストセラーを映像化する場合が多いので失敗はないかと(原作はね)。よく「原作と映画は別物」と言われるように両方共すげー良いのは希です。ダニー・ボイル監督の『スラムドッグ$ミリオネア』がとても良かったので原作(ヴィカス・スワラップ著『ぼくと1ルピーの神様』)を読んでみたところ。映画超えました(^_^;)。

 

「映画もいいけど原作もいい!」というのはトリュフォーの『華氏451』だそうです。なんかの雑誌に書いてあったな。

 

映画『ウォールフラワー』に話は戻しますが。原作未読なのでなんとも言えませんが「あ、これ原作の方が面白いんじゃね?」と思いました(未読なんだけどさw)。映画は決して悪くないのですがね。クスクス笑えるシーンもあり。主人公のローガン・ラーマンはもとよりエズラ・ミラーのカリスマ性ときたら!エマ・ワトソンが可愛いんだけど普通かな(おこりんぼハーマイオニーが有名なだけに惜しい)。

 

ティーンのバイブルとして有名な原作だそうですが。自分はちょっとハマらなかったかな。つか年取りすぎちゃったんだ(汗)。チャーリー(ローガン・ラーマン)の過去がフラッシュバックするシーンは良いのだけど突然やってくるし(ま、それがチャーリーの心理状態を表している演出なのかどうかは知らんが)。なんか主人公なのに扱いが散漫な感じがして。映画だから尺が足りなかったか。

 

風と共に去りぬ』ではビビアン・リースカーレット・オハラ役の為だけに生まれてきたといっても言い過ぎじゃない程の当たり役だったようにエズラ・ミラーは『少年は残酷な弓を射る』のケヴィン役が物凄くて「ああ、この人、クリストファー・リーヴマイケル・J・フォックスのように同じ役しかできないんじゃないのかしらん」と思ってたら。なんと今回のパトリック役ではイイ味出してるのだなぁ。

 

主役のチャーリーよりも脇キャラが魅力的だったな。だからチャーリーは「壁の花」かぁ。

 

 

そんなチャーリーより僕と踊りませんか?

ではまた( ´ ▽ ` )ノ