そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

鵜の目鷹の目タカの爪w。

スピルバーグの『イーグル・アイ』は結構良かったw。結構・・というのは前半の盛り上がりシーンであるカーチェイスが粗かったのでw(ちとマイナス)。つかカーチェイスならアンジー主演(つか主演じゃないのですがw)の『ウォンテッド』のほうが手に汗握ったなw。で、イーグル・アイは有無を言わせない展開にハラハラwドキドキw。なるほどね〜。ああいうふうに点が線に結び付くのか。

ちとウィル・スミス主演の『アイ,ロボット』入ってましたがw。つかそれを言っちゃネタばれ?

で、それはそれとして。主演のシャイア・ラブーフ見て(なかなか好演してましたw)『トランスフォーマー』然り『インディ・ジョーンズ4』然りスピちゃん作品のお気に入りだなぁ・・と。フト「スピちゃんって昔はお気に入り俳優使わなかったな・・というかお気に入りがいなかったのかな?」と思ってしまって。

ベッソン作品ならジャン・レノw。コーエン作品ならスティーブ・ブシェミw。黒澤作品なら志村喬三船敏郎(ま、黒澤映画なら何度も出ている俳優さん多いけどw)というように必ずお気に入り俳優さんがいるもんです。でも昔の(ココ重要!)スピルバーグ作品は何回も使っている俳優さんはいなかった。「スピルバーグは俳優を育てない」とか言われたりしてw。

それは何故か?有名になった俳優さんのギャラをSFX(当時はSFXと呼ばれていたよね。時代だ・・)に回していたから。無名やあまり知られていない人を起用してなるべくコストをかけないように(というかSFXにそのぶん掛けて)いたのですね。だから「スピルバーグはやりくり上手」とも言われたりして(主婦みたいw)。でもそんな俳優さんで大丈夫?とも思うが舞台俳優さんだったり(たまに「あれ、この人知らないなぁ」という演技の上手い人は舞台で活躍してる人だったりしますw)しますからね。

そんなやりくり上手なスピちゃんw。自分が「なんか・・変わってきたな」と思うようになったのは『シンドラーのリスト』でアカデミー賞を取った時からw。もともとスピちゃんはSFとか娯楽作品を撮るかたわら『カラー・パープル』(自分は結構好き)『太陽の帝国』などシリアス物を作って・・でもコケテw。それがやっと報われてアカデミー賞をゲット。さぞや喜んだことでしょうにw。

それからお気に入り俳優ができたかどうか知らないけどトム・クルーズを二度も採用(『マイノリティ・レポート』『宇宙戦争』)。なんかトムもスピちゃんと同じように向上心が強いので(トムは『アウトサイダー』のチョイ役で注目されたが他のメンバーは舞台で修業したり名監督作品のチョイ役に出てたりと演技修業をしたが彼だけが主役に拘ったのでw)気があったのでしょうねw。

そんなスピちゃん・・僕は結構きらいじゃないけどねw。でもなんか「スピルバーグ作品って初心者向き」みたいな感じがして。たまに映画を観に行くとか娯楽作品が好きという人ならうってつけだけど映画好きやツウと呼ばれる人はだんだんキューブリックに行っちゃうみたいな。この際、キューブリックは置いといて。いろんな作品を見ると好みも変わるかなぁ・・と。

でわでわ。今日はこれまで。