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そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

アメリ。

coco.to

tohoシネマズさんのごぜじゅう企画で鑑賞。まずまずな満足度。ジュネ監督の世界観が好きな人にはたまらない。というかおフランス映画らしく毒があるんだけどオドレィ・トトゥのキュートさで相殺された感じだったな。毒の増し増し状態だったw。

 

この作品の前にジュネは『エイリアン4』の監督を務めたんですよね。エイリアンシリーズといえば主演のシガバー(シガニー・ウィーバー)はもとより監督はヒットメーカーのお墨付きをもらえたようなもんすよ。リドリー・スコット、キャメロン、フィンチャーと第一線で活躍しているもの。

 

ちなみに自分はジュネ独特の世界観が好きです。エイリアンも面白かったのに。が、ジュネは「ハリウッドは懲り懲り」と事あるごとに敵意をむき出しにします。そんなに嫌だったのか。未だにハリウッド批判するし。

 

つか何がジュネをそうさせたのだ?

 

そんなんで『アメリ』は単館扱い。「なんで?ジュネ監督は『エイリアン4』を撮ったんだよ。それなのにこんな扱い・・(汗)」と思ってましたが最近やっとわかりましたよ。やはりハリウッド映画は大メジャーでもあるのだな(それに上映する規模が大きいし)。でも『アメリ』は単館ながらもクチコミで拡大ロードショーになったしね。これも結構すごい。

 

関係ないが最近のおフランス人監督でハリウッドを味方につけて成功しているのがベッソンだと思いますね。そういえばベッソンって「ぶっ飛んでる」ことはあっても「毒」はおフランス人としては少ないかも。それがハリウッドの水にあっているのかもね。

 

★★

 

この作品はアメリ(オドレィ・トトゥ)のキュートさに尽きます。登場人物は一筋縄ではいかない濃ゆいキャラばかりなんですがジュネ監督の手綱さばきによりほどよくファンタジー(毒かなり多め)に仕上がってます。

 

アメリの悪戯は必ずしも全員幸せにならないところがポイント。つかちゃんとした不法侵入だから!それでも独特の世界観により許せちゃうのが不思議。ああ、映像マジック。

 

冒頭の8ミリカメラがキーワードにもなってます。そして映像もなんとなく黄色がかっていてニクい演出。やはりセンスあるから単館扱いでもクチコミで広まったのだね。そしてテンポが絶妙!登場人物も変な人だらけだけど愛おしい。

 

作品解説[編集]

フランス映画としてはまれに見るヒットを記録している。日本では当時低予算のB級映画を専門とするアルバトロスが配給。シナリオの段階で判断したためゲテモノ映画と間違え同社の叶井俊太郎が購入したが[2] 、結果的に興行収入16億円を突破する同社で初めての大ヒット作品となり、それ以降、同社がアート作品を配給するきっかけとなった。

アメリ - Wikipedia

 そんな経緯も愛おしいw。単館扱いでもクチコミで化けるよね。アニメ『時をかける少女』も同じように化けたしね。

 

 

『アメリ』は主人公がコミュ症なんだね。ワシといっしょやw。