そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

キャメロン版環境ビデオだった『アバター2』。

『メイズランナー』は迷路が出たの1作目だけだった(続編から迷路関係ないじゃん)ように前作でジェイクがナヴィに転送しちゃったから「アバター関係ないじゃん」と心の隅で叫んでみる。

 

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』気になる評価は?|シネマトゥデイ

評判大変よろしくって。ほんとかしら。

 

【レビュー】『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を観てから虚脱感に苛まれている【感想・評価】 | THE RIVER

上映終了後の虚脱感が凄まじいからだ。ああ、現実ってこんなに味気なかったっけか。もっとあの色鮮やかなパンドラの世界に浸っていたい。劇場を去る際の心中は、「夢うつつ」と「無気力感」が等分。いわゆる“映画の魔法”という使い古された表現が、ここまで相応しい作品は稀だ。

前作でもアメリカでは「現実には戻りたくない!」というピーターパン症候群みたいな人もでたという社会現象までなったからなぁ。今回は海のシーンが凄まじく素晴らしかった。なによ。このイマジネーション!

 

★★

 

そんな『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』なんですけど。公開初週の興行収入は日本以外(134の国や地域)では堂々1位。でも日本だけ3位なんすよ。

 

で、その週の1、2位はというと

  1. スラムダンク(第2週目)
  2. すずめの戸締り(第5週目)

日本じゃアニメ強し!キャメロンなんで拘っているとはいえ3時間超だしなぁ。それにエンドゲームの時はコナン映画が強かったし。ちなみに1作目の『アバター』は9週連続1位だったのですがね。

 

やはり日本ではロケットスタートにはならなかったか。キャメロンのこだわりが半端ない3時間以上ある大作だしな。つかキャメロン曰く「アバターは5部作で最終話が一番面白い」とか。まだ2作目だろーw。

 

「公式サイトの掲示板はファンしか書き込まないから良い評価しかない」というのが持論なのでtwitter見たりようつべ見たりしてます(最近はようつべの映画評論ばかり見てますな。相変わらず岡田斗司夫ジブリ以外は褒めんけどw)。

 

映画評論全員のつべを見たわけではありませんが『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は賛否分かれてますな(否が多いと見た)。

 

でもそんな評価でも共通してるのが映像美!これは間違いない。前作同様森のシーンあるが今回はタイトル通り海のシーンがあるのです。

 

ストーリーとしては

  1. 森シーン
  2. 海シーン
  3. 戦闘シーン

にザックリ分かれます。すべてに共通してるのが敵に追われるシーンが必ずあるということかな。スリルはあると思いますね。

 

ですが1,2が「これでもか!」という映像美をぶつけてくるので「すげー、すげー。パンドラ惑星の自然美よ」という感想しか出てきません。

 

家族愛を主軸にしたストーリーながら「環境破壊」「人種問題」「捕鯨問題」をブッコミ過ぎて若干ブレてます。内容的に薄まってます。でもいいの(by悦子)。海シーンは水族館というよりは水槽の中にいるような錯覚を起こしやすいぐらいの映像美なんですから!これは間違いなし!3Dで見て良かった(3Dの醍醐味である戦闘シーンは飛び出す感じが凄いし)。

 

3時間以上あるので途中でトイレ行きたくなっちゃう人もいるかもしれませんが大丈夫。ストーリーまったりし過ぎてそんなに展開変わんないから。なんならウンコしたってかまわないくらい(それは如何なものか)。

 

 

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

キリと末っ子のトゥクが可愛かった。シガバー(シガニー・ウェーバー)は前作で死んだ設定になってるから追想シーンだけかと思ったらキリ役もかよ。キリは14歳くらいだからこれが今作、一番のアバターでしたな。