第69回アカデミー賞では最多12部門もノミネートされ作品賞をはじめ9部門も受賞した作品。ブッカー賞を受賞したマイケル・オンダーチェの小説『イギリス人の患者』が原作だそうです。
ところで。ブッカー賞って？
ブッカー賞（ブッカーしょう、Booker Prize）はイギリスの文学賞。世界的に権威のある文学賞の一つ。the Bookerなどの通称もある。
その年に出版された最も優れた長編小説に与えられる。選考対象は、イギリス連邦およびアイルランド、アメリカ国籍の著者によって英語で書かれた長編小説。小説に与える賞であるため、同一作家が複数回受賞することもある。賞金は50000ポンド（2002年までは21000ポンド）。
要はメッチャ威厳のある賞なんですね（大雑把）。2017年にノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさんは1989年「日の名残り」でブッカー賞を取ったとか（その他の作品も最終選考までいったくらいだから凄いですよね）。
それはそれとして『インペイ』（略すなよｗ）。主要キャラは数人なのですが。
誰に感情移入すればいいの？みたいな作り。それにレイフ・ファインズはあげまん俳優だなということがわかりました。リチャード・ギア程じゃないけどな（ギア様はジュリロバや『告発の行方』でエドワード・ノートンと共演したし）。
主要キャラとしてレイフ・ファインズはもとよりクリスティン・スコット・トーマス、ジュリエット・ビノシュ、ウィレム・デフォーと演技達者な人たちばかり。コリン・ファースって役に恵まれないよなぁ。
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「イングリッシュ・ペイシェント」に関する感想・評価 ／ coco 映画レビュー
満足度67％ですか。話題作の割には普通な評価（内容が内容なだけに）。アンソニー・ミンゲラ監督は癌手術の合併症で2008年に亡くなったそうです（享年54歳）。合掌。
