伏線もあって全体的には「わりと普通」な作品。でも残念感が止まらない。それよりも加藤剛さんの遺作(公開して4か月後に死去)だというのが不憫でならない。
主演の綾瀬はるかは「顔のパーツが整っているからシャクレだけど可愛い」と再確認したし坂口健太郎は星野源と区別付かないけどまぁそれなりに頑張っていたと思う。残念感漂うのは
竹中直人の無駄遣いと本田翼のド素人演技。
ま、本田翼は「可愛いは正義」を地でいってるからな。演技下手だろうが守備範囲の広さでスタッフからも可愛がられてるそうで。
大人の事情なのかサイト削除されてたw。
演技がどうだろうと、かわいい本田翼さんを見られたんならそのドラマに価値はある!ということで、お客さんは満足しているんだ。
かわいい!→翼ちゃん今度のドラマに出るらしいよ!→うそうそ見る見る!!→わあ!やっぱりかわいい!!
実際に、今度のドラマ『校閲ガール』でも、「本田翼ちゃんかわいいから見る!」というお客さんも少なからずいるみたいです。
なんかスゲー言われよう。
それはそれとして。話を映画に戻しますが。
いろんな映画(特に『ローマの休日』)のパクリやなw。映画愛にあふれてるなら『カツベン!』のほうが秀逸だし好きだなぁ。
で、調べてみたら『のだめカンタービレ』『テルマエ・ロマエ』『今夜、ロマンス劇場で』『翔んで埼玉』の監督さん(武内英樹)だそうで。このラインナップ見て分かったけど 今ロマだけ原作がマンガじゃないんですよね。武内監督は完全オリジナルだと結構きついのではないかとw。
確かに『翔んで埼玉』はイキナリ、バレエ男子のダンスから始まって「おバカしてますよー」という演出がサイコーだったし(魔夜峰央センセはバレエをやっていたのを知るとポイント高し。隠れた名曲『なぜか埼玉』が使われたしw)。
今ロマは伏線を回収したのは良かったけど何かピンと来ないんだよね~。映画の中から登場人物が出てくるというストーリーは今時新しくもないし「病院にいるおじいちゃんが健司なんだな」とすぐにわかっちゃったし(あれは『シザーハンズ』『タイタニック』のパクリでしょw)。細かい演出もイマイチなんだよなぁ。
「綾瀬はるかはシャクレなのに可愛い」としか感想が出てこない作品でした。やはり竹中直人の無駄遣いはいかんよ。
★
そんなツンデレお嬢様に「無礼者!」と言われてみたいですか?
( ゚д゚)ノ ジャ、マタ!♪