そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ。

タイトルなげー。そして上映時間もなげー。

 

coco.to

tohoシネマズさんのごぜじゅう企画で見たのはディレクターズカット版なので171分もありました(途中休憩挟んで)。思い入れあるのはわからなくもないが。「そこ、ちょっと無駄な演出では?」(素人がごめんなさい)。

 

確かに良い作品ではあるが巨匠リーンやコッポラ『ゴッドファーザー』と比べちゃうと「長くても辛くない」みたいにはならず。代表作でもあるし現在から過去シーンに変わる演出がすんなりわかってちょうどいいのだけど。

 

とにかく長い(汗)。体調悪いと寝落ちしてしまうくらい(滝汗)。

 

公開当初は、あまりの長大さに映画会社が公開に難色を示し(オリジナル版は205分)、アメリカを始め多くの国では再編集短縮版(139分)が公開されたため、酷評された。しかし、日本やヨーロッパの一部の国ではオリジナル版がそのまま公開され高い評価を得る。その後、レオーネ自身による再編集完全版(229分)が公開され、ギャング映画の古典としての評価を確立する。

セルジオ・レオーネ - Wikipedia

 オリジナル版は205分だったのかよ(滝汗)。ま、そんだけ「リキ入ってるなぁ」という感じで。遺作でもあるしな。セルジオ・レオーネ監督作品は『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』が「ドル箱三部作」とも言われるくらい有名だそうで。

 

マカロニ・ウェスタンブームの火付け役でもあったのね。凄いぞ。

 

レオーネの映画作品は興行的に成功を収めたものでも、批評家たちからの評価は相対的に低かった。ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞のようなイタリア国内の賞を除けば、レオーネは生涯を通して自身とその監督作品に映画賞が与えられたことは一度も無かった。『続・夕陽のガンマン』や『ウエスタン』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』などアメリカの資本を用いてハリウッドスターを起用した作品でも、アカデミー賞といった主だった映画賞はレオーネの存在を殆ど黙殺、辛うじて『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』が1984年度のゴールデングローブ賞監督賞にノミネートされただけである(このときの受賞は『アマデウス』のミロス・フォアマン監督)。

でも『アマデウス』のほうが面白かったもんなぁ。『ワンス・アポン・~』は演出よかったしデ・ニーロも演技派だったしジェニファー・コネリーが可愛かったけど全体としてのバランスは『アマデウス』が一番良かったもん。

 

brimley3.hatenablog.com

もう既にごぜじゅう企画で上映されたけどね。やんちゃなモーツァルトが魅力的だったし。宮廷音楽家サリエリモーツァルトの譜面を見たときの「これが天才というものか!」とあまりのレベルの差に愕然とするシーンが凄かった。

 

 

あらやだ。最後は『アマデウス』レビューになっちゃったw