戦争映画にしては低予算なのに大ヒットさせたノーラン監督の手腕は凄い。ノーランは本物戦闘機(当時のもの)を飛ばしたり拘ったけど海岸に大勢の兵士がいるようにハリボテ立てたりするアナログ的な所が素敵やね。まさに映画はアイディア次第で化ける見本市やぁ。
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』30秒予告編
ゲイリー・オールドマンが凄い。そして辻一弘さんの特殊メイクがアカデミー賞ゲットしただけのことはあるね。ネタバレしなきゃチャーチル役はゲイリーだってわかんないし。実物の写真見たけどゲイリーよりアンソニー・ホプキンスのほうが似てるかな?
★★
ストーリーは第二次世界大戦初期の1940年5月10日、当時のチェンバレン首相が辞任し後任にチャーチルが選ばれたところから始まるのね。ゲイリーは勿論ながらチャーチル夫人役のクリスティン・スコット・トーマスが良い。夫との会話がウィットに富んでいて素敵。脚本がいいのだな。
秘書役のリリー・ジェームズもなかなか。タイピストってあんなに早いの?あの下から映す演出もこれまた( ・∀・) イイネ!
実話ベースなのだが地下鉄シーンは脚色だろうと。映画だからねー。つかチャーチル、乗客の名前いつの間にメモしたんだよw。自分はいくら実話でも少しは脚色入っていると思うのです。だって会話まで一字一句同じなんてないはずだし(それに資料によって微妙に違うしね)。
おまけで「あわせて見たい」番外編。
『ウィンストン・チャーチル』と同じ時代設定なのでジョージ6世出てきます。ちょっと吃音気味というニクい演出。
映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』予告編
これは地味にすごかった。「アラン・チューニングという暗号解読者が居なかったら第二次世界大戦は長引いてたんじゃないのか」といわれたくらい凄い実話。結構評価高くていろんな所で受賞してるなぁ。
もっとおまけ。
全然チャーチル関係ないけどねw。
★
そんなチャーチルより僕と踊りませんか?
ではまた( ´ ▽ ` )ノ