そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

ギルバート・グレイプ。

何といってもデカプーの演技力に尽きる!ブラピ同様(『12モンキーズ』のちょっと変わった役もこなすところが好き)イケメンだけではハリウッドスターにはなれないのだよ。

 

coco.to

tohoシネマズさんのごぜじゅう企画で上映される作品はどれも名作ぞろいなんだが最近は満足度100パーにならないのだよね。でもこの作品は文句なしに「大満足」で。内容はヘビーな日常なのだがとにかくアーニー役のデカプーが凄い。

 

ほとんどのコメントがデカプーの演技力を「神」と評価w。そんだけ凄い。でも残念ながらオスカーは逃しました。で、調べてみた。

 

第66回アカデミー賞(1933年)の助演男優賞ノミネートは

そうそうたる顔ぶれ。ちなみに黒字のトミー君がオスカーをゲットしました。あれぇ?おかしいぞ。病人や子供に弱い審査員なのに(ちなみに『マグノリアの花たち』という作品では誰がオスカーをとってもおかしくないと言われるくらいなのに病人役のジュリア・ロバーツゴールデングローブ賞助演女優賞に)。

 

matome.naver.jp

この紹介記事の中で『レインマン』(ダスティン・ホフマン)、『奇跡の人』(パティ・デューク)。『セント・オブ・ウーマン』(アル・パチーノ)、『博士と彼女のセオリー』(エディ・レッドメイン)、『マイ・レフト・フッド』(ダニエル・デイ・ルイス)が賞を取ってます。そんだけすごい。

 

ひとつ気になるのがダスティン・ホフマンは主演男優賞なのですよ。確かに演技は凄かったがストーリー上ではトムクルが主役なのです。ホフマンは兄レイモンド役。弟が兄を連れて旅するというバディ・ムービーなので主役ではないはず。主演というのは主役(または主人公)でなくてもオッケーなの?そこんところがイマイチわからん。

 

関係ないが。アカデミー賞とかは日本のように賞金制度はなくて単に名誉だけなんだそうです。それだけでも「頂点」に立つということで凄いことだし。仕事も増えるそうで。それにデカプーはノミネートされることで注目されたし(映画出演4本目というのも素晴らしすぎる)。

 

 

ちなみに。デカプーもジョニデも共通点あります。それはデビュー作が共にホラー映画だということ(ジョニデは『エルム街の悪夢』、デカプーは『クリッター3』)。