アカデミー賞(6部門受賞)もスゴイがそれよりも授賞式でミスがあった(作品賞を間違えて紹介した)のは前代未聞。というか作品賞のカードが「エマ・ストーン」だけだったら誰だって『ラ・ラ・ランド』だと思うわな。
みんなトランプ政権批判でどうかしちゃったのねw。
冒頭から「たーのしー!」。カメラワーク最高や。『セッション』のチャゼル監督だったのね。前半、ちょい役でフレッチャー先生(J.K.シモンズ)出てるからビックリしたよ。なんせジャズやしw。
新しいミュージカル映画と思いきや古きよきハリウッド時代のミュージカル等を融合させた感じ(といっても昔のシナトラやジーン・ケリーには程遠いけど)。で、チャゼル監督は往年のミュージカル映画をいろいろ見て研究してたのね。この作品ってなんとなく『シェルブールの雨傘』ぽいぞと思ったら影響も受けてたのか。
で、この『ラ・ラ・ランド』。ぢつは2010年にチャゼルは脚本を書いたのだがどこの制作会社でも採用してくれず。2014年『セッション』が成功し・・
2014年1月に開催されたサンダンス映画祭での上映以降、批評家からの賛辞がやまず、特にJ・K・シモンズによる鬼気迫る演技は、「これぞ熟練の演技」などと非常に高く評価される。 後にアカデミー助演男優賞受賞など賞を多数、受賞している[13][14]。
映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには241件のレビューがあり、批評家支持率は95%、平均点は10点満点で8.6点となっている。サイト側による批評家の意見の要約は「力強く、目が覚めるような作品だ。演技も素晴らしい。『セッション』は新鋭の監督デミアン・チャゼルの労作にして、J・K・シモンズとマイルズ・テラーの演技が光る一本である。」となっている[15]。
やはり『セッション』高評価か。あれは凄かったもんなぁ。これによりたくさんのスポンサーが付くようになったのね。『ラ・ラ・ランド』は企画としては既に出来上がっていたのだな。
とすると「二匹目のどじょう」ということではなさそうだ。チャゼル監督はいろいろ研究しているから安泰かもね。
それはそれとして。先ほどの前代未聞のミス。ミスはどーでもいいとしてミュージカル映画で作品賞を取った映画を調べてみた。
- ブロードウェイ・メロディー(1928年・第2回アカデミー賞)
- 巴里のアメリカ人(1951年・第24回)
- 恋の手ほどき(1958・31回)
- ウエスト・サイド物語(1961・34回)
- マイ・フェア・レディ(1964・37回)
- サウンド・オブ・ミュージック(1965・38回)
- オリバー!(1968・41回)
- シカゴ (2002・75回)
こうして見ると随分開きがあるなぁ。続いて取る時もあるし(50年代から60年代まで6回やし)。最近では『シカゴ』ですか(レミゼじゃなかったんだね)。
なんでミュージカル映画の作品賞だけをとりあげたかというと。『ラ・ラ・ランド』は作品全体のクオリティがそれほど高いもんなのかな?と思ったのですよ。
冒頭から面白かったけどね(120パーセントの人が「たーのしー!」と感じたと思います。間違いない)。中盤まで突っ走った感じで後半からミュージカル部分が微妙になったのですよ。
それにストーリーはベタな展開だし。
あるあるネタ全開なんで「歴代ミュージカル映画の作品賞と比べたらどうだろうか?」と思い調べてみました。
★
サントラ欲しくなること間違いなし!cocoではまずまずな評価だったんだけどな。「普通」だらけで下げちゃったのかと思いきや「悪い」も数人あったののですね。ま、感性は人それぞれやしw。
そんなチャゼル監督より僕と踊りませんか?
ではまた( ´ ▽ ` )ノ