そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

デスノ続編は案の定セオリー通りだった。

前作のファンなので鑑賞しましたw。「続編は劣化する」というセオリー通りや。つか『デスノート』でなければ普通の映画だったのになぁ(そんなに悪くなかったという意味で)。

 

coco.to

こ、こんな結果に。評価低すぎや(ま、これは妥当かとw)。

 

こないだ金曜ロードショーで前作(前編・後編合わせて編集したもの)をやったので「もしや・・」と思ってたら。

 

やはり日テレ絡んでやがった!

スポンサーだったのね。

 

原作ありの映画だとファンからの不評というパターンが多いのだが(ま、イメージ出来上がってるもんね)。デスノは原作ファンからも受けいられたという数少ない作品で。「コレはこれで(・∀・)オッケー!」みたいな。前編の最初は普通に面白かったがL(松山ケンイチ)登場シーンから途端に面白くなり始め。

 

「ヒットしたクチじゃないのかな?」と思えるような前編だったがテレビ(地上波)で放送してしまったので後編は大ヒットという結果に。

 

それで前作と今作の監督および脚本を比べてみました。

 

ええっと・・。『デスノート(前編、後編)』の後に『デスノート L change the World』という作品もありましたがなかったことにしてください。

 

監督、脚本共に違ってたんですね。しまった。最初にこれを調べとくんだった(汗)。ま、Lも月も死んじゃった設定なんで新たに仕切り直しということでしょうかねぇ。デスノ特有の心理戦・頭脳戦をこそぎ落としちゃった感じだったからなぁ。

 

でも全て新しいのかというとそうではなく。共通しているのは

  • 配給:ワーナー
  • 制作プロダクション:日活(今作ではジャンゴフィルムも参加する)
  • 企画・製作:日本テレビ放送網

 

やはり続編なんで制作会社も増え(2社が減り6社増えた)。面白いのは配給会社のワーナーが製作にも加わっていることですか。製作だとヒットしたとき旨みも大きいのかな?でもスポンサー増えたのに「前作より豪華になった」とは感じないなぁ。悪くない出来栄えですかね(デスノじゃなかったら良かったのに・・と思った)。

 

で、セオリー通りに行けば続編はヒットするのですよ。なぜならDVD化されてる筈だしその上「今度新作出ますから見に来てくださいねー」と言わんばかりに地上波で放送されるから。

 

だいたい

  1. テレビで一作目が放送される。
  2. 「今度、続編が上映されまーす」と宣伝。
  3. 一作目に興味持った人は「面白そうだな」と映画館に足を運ぶ。
  4. 大抵が「ガックシ感」はんぱねぇ。

こんなもんだと思います。4の「ガックシ感」云々は何も続編だけでなく有名な原作の実写とかありませすね(『姑獲鳥の夏』で京極夏彦ファンのガックシ感ときたらw)。『ターミネーター』『エイリアン』シリーズ等の例外はあっても数少ないですよね。

 

だから続編はヒットするのです。でも最近はcoco.映画レビュー等のツイッターと連携させてるようなレビューサイトによく書き込みする人多いからそれをチェックして映画を観るかどうか判断する人も増えたみたい。だからレビューもひどいと映画スタッフの思惑通りに興行成績が伸びないというパターンもあるかな。

 

自分はそんな情報はシャットアウトして観ちゃうクチだから関係ないけどね。内容的にはアレでも何かしら良い部分は発見できるしネタにもなるしねー。

 

 

弥海砂は月を思い出してもレムのこと思い出さんのね。レム、ミサを助けて死んだのにかわいそうすぎるだろーw。

そんなLより僕と踊りませんか?

ではまた( ´ ▽ ` )ノ