そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

影響力のある人の発言は違うよなぁ。

良い意味でも悪い方に転がってもね。

 

今回のトランプ氏の主張は、短略的に現在のアメリカの一部の人々が抱えている不満を捉えていますが、広く理性的に考えれば、間違っていることはすぐにわかります。それでも、そんなことは問題にならないのです。どうせ、ヒラリーの主張だって間違えているんです。そんなことより、「自分の不満を言い当てているか」という本質を外さず、ターゲットの心臓を一発で射抜くパワーを持っていたがために、ここまで支持を集めてしまいました。

愚かであることの大切さ - セカイノカタチ

まさかの番狂わせ。まさかのトランプ氏勝利。誰も予想していなかったに違いない(支持者以外は)。なんか当の本人もびっくりしてたような感じだったもんなぁ。

 

両者の演説は「足の引っ張り合い?」という感じだったのですがね。トランプ氏は同じ言葉を3度も繰り返すよね。その行為は心理的にもグッとくるのだそうです。正しいか間違っているかは関係ない。どう伝えるかで支持者を集めるのにトランプ氏は長けていたのだ。

 

 某番組で「ポピュリズム」なる言葉を知り。

政治に関して理性的に判断する知的な市民よりも、情緒や感情によって態度を決める大衆を重視し、その支持を求める手法あるいはそうした大衆の基盤に立つ運動をポピュリズムと呼ぶ。

ポピュリズム(ポピュリズム)とは - コトバンク

まさにコレですね。「諸刃の剣」なんですな。

 

今回の大統領選は「トランプ氏の戦略が上手い」これに尽きるかと。ツイッターを有効利用したというのが功を奏したのかも。ヒラリー・クリントンはメールしても私用だけにとどまったのか。無党派層の多い地区のひとつであるフロリダ州はお年寄りをターゲットにしたのは上手いなぁ(某NHKニュースでやってた)。一時期共和党からも見放されてたのにトランプ陣営が優れてたんやね(ひと月前までは「無党派層からも見放された」と言われてたもの)。

 

それはそれとして。

 

問題発言、過激発言の多かったトランプ氏。当選するやいなや過激発言は鳴りを潜め(ま、当然かも)。「偉大な国、アメリカを再び」はまだしも移民問題発言では学校でも問題になってるそうで。某NHKニュースでは白人の子供が移民の子供に「強制送還されてしまえ!」と暴言を吐いて先生は唖然としたとか。トランプ氏、大統領になっちゃうから移民の子はビクビクしてるとか。子供のうちから恐怖心を植え付けたというのはどうよ。

 

これを踏まえると。「影響力のある人の発言はかなり重い」ということかな。ツイッターでもかなり拡散されるしね。SNSって凄いけどこれも諸刃の剣だよね。それよりも。トランプ氏の過激発言は単なる思いつきで発した言葉のように思えるのだが。なんの政策も考えてなかったようだし。

 

 

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 そんなトランプ氏より僕と踊りませんか?

ではまた( ´ ▽ ` )ノ