そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

笑ってはいけない『帰ってきたヒトラー』。

帰ってきたヒトラー : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com

満足度高し。脚本が良く出来ている。「料理はバターで決まります」と同じくらい映画は脚本の善し悪しで盛り上がるかどうか決まるといっても過言ではないし。というかジャーマンの黒歴史を笑い飛ばそうというコンセプトで作った(もちろん監督、及び出演陣はドイツ人)のが凄い。

 

もはや綱渡り映画(別な意味で『ザ・ウォーク』)。

 

今や小学生でも知っているジャーマンの黒歴史(なんせ教科書にも載ってますからね)。「時代が悪い」「戦争が悪い」なんて言葉じゃ収まりきれないユダヤ人迫害で世界中から大ブーイングだったナチスドイツ政権。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとはよく言ったもので未だにジャーマンを憎むユダヤ人が多いのではないかしらん。

 

ちと話はそれるが。トランスフォーマー』で無駄にエロいミーガン・フォックスが2作目で降板したのはマイケル・ベイ監督を「まるでヒトラーのようだ」と言ったため。ベイ本人はそうでもないがプロデューサーであるスピルバーグが怒って無駄にエロいミーガン・フォックスを降板させたそうで。スピちゃんユダヤ人だし。

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無駄にエロいミーガン・フォックス

 

そりでは。この『帰ってきたヒトラー』は何故こんなにヒットしてるのでしょうか?確かに前半は面白かったけど後半にいくにつれテンション下がります(このテンション下がるは面白くないからという意味ではない)。そして見終わったあとに「ゾッとする」人多そうです。予告編からして後味悪そうなんだけど本編はもっと後味悪いです。でもオススメ。

 

Copilotに評判を聞いてみた。

映画『帰ってきたヒトラー』(原題:Er ist wieder da)は、風刺と社会批評を織り交ぜたドイツ映画で、評価は賛否両論ながらも概ね高めです。以下に主な評判をまとめました。


🎬 評価の概要

  • 平均評価:3.7〜3.8(映画.comやFilmarksなど)
  • ジャンル:コメディ+社会風刺+ファンタジー
  • 公開年:2015年(日本では2016年)

👍 高評価ポイント

  • 風刺の効いたストーリー現代社会にヒトラーが現れたらどうなるか?という設定が、笑いと恐怖を交錯させながら描かれている。
  • 演説シーンの迫力ヒトラー役のオリヴァー・マスッチの演説が「カリスマ性がある」「怖いほど説得力がある」と話題。
  • 社会への警鐘:差別や独裁への無自覚な受容を描き、「ヒトラーは人々の心の中にいる」というメッセージが印象的。
  • ドキュメンタリー風の演出:街頭インタビューやリアルな反応が、フィクションと現実の境界を曖昧にしている。

👎 否定的な意見

  • 撮影手法が安っぽい:一部の視聴者は「ドキュメンタリー風が逆にチープに見える」と感じた。
  • ヒトラー役が似ていない:顔が似ていないという指摘もあり、没入感に欠けるという声も。
  • 政治的に不快という意見も:テーマが重く、笑っていいのか戸惑うという感想も見られる。

💡 見どころ

  • コメディとして始まり、後半はホラーのような展開に。
  • 「怪物を選んだのは普通の人々だ」というセリフが強烈な印象を残す。
  • 歴史を知らないと笑ってしまうが、知っていると背筋が凍るような構成。

興味があるなら、観る前にナチスヒトラーの歴史背景を少し調べておくと、より深く楽しめるかもしれません。こういう風刺映画って、笑いながらも「自分だったらどうする?」って考えさせられるのが醍醐味ですよね。

観てみたい気持ち、湧いてきました?

やはり編集が「いいとこ取り」でストーリー的には前後しちゃってる箇所ありますが。予告編まんまな展開。だけど予告編だけでお腹いっぱいになることはありません。

 

では自分的にどういう所がツボったかというと。

 

ジャーマンの黒歴史を笑い飛ばそうとする。

意気込みは買います。原作もベストセラーだというし(公式サイト見たら原作はヒトラーの内面性、映画は外面性を強調しているようで別物だそうです)。でもこのネタは危険すぎるのでは?。いくらモノマネだとはわかっていても「やるせなさ」がパネェと思うのですよ(特にユダヤ系の人はそうじゃないのかなぁ)。

 

ヒトラーとゆくドイツの旅。

JTBやクラツー(クラブツーリズム)さんならそんなタイトルで企画しそうだw。映画監督志望のザバツギ(ファビアン・ブッシュ)がヒトラー(オリバー・マスッチ)と一緒に旅をするというセミ・ドキュメンタリー手法がこの作品の三分の一を占めます。それが成功してるのかも。そして途中で「ヒトラーと政治を語る」みたいになりだしてからが総統の独壇場と化すわけです。

 

わりと「おちゃめな」ヒトラー

この作品ではヒトラー人間性を出しています。タイムスリップしてわずか1日で現代に馴染むの早すぎるじゃねーか!というところはありますが御愛嬌(映画ですから。どうせならBTTFみたいにジェネレーション・ギャップをたくさん出してくれた方が面白かったんだけどね)。PCを目の当たりにして文明の利器に感謝して涙ぐんだり旅の途中で女性に「ハグして!」と言われたり(ああ、うらやましい)。そんな総統がスクリーンに。

  

カリスマ性がパネェ。

もともとヒトラーは一介の青年に過ぎなかったが演説がめっちゃ上手いので総統の座に上り詰めたそうです。彼のカリスマ性がなかったらナチスはここまで巨大にならなかったのではないかな。悪い方向に走っちゃったけど。

 

 総統は相当すごい。

ドイツの頂点に立つくらいだから人を見る目も確か。映画でも「こいつはアカン奴や」という人をちゃんと見抜いてます。アカンのはヒトラー、あなたや。あとは演説がすごい。カリスマ性が半端ないから聞き惚れてしまう(バラエティ番組でヒトラーの演説があまりに凄いので観客が唖然となるのもわかる)。あ、あぶない。ヒトラーに一票入れてしまいそうだ。

 

胸にグサグサ突き刺さるシーン。

CMでもあったけどおばあちゃんがヒトラーに「お前は恐ろしいよ」と言うシーン。みんなヒトラーのものまね芸人だと思ってるのにおばあちゃんだけが本物だと気づくのですよ。ヒトラーを目にしたとたん鬼のような形相で「出て行け!」と怒鳴るおばあちゃん。いつもは穏やかなのに・・。これはきつい。

 

この映画を見てわかったこと。

  • ヒトラーが画家になっていたら世界は変わっていたかもしれない。
  • ジャーマンは犬好きが多い。

 

 

そんな無駄にエロいミーガン・フォックスより僕と踊りませんか?

ではまた( ´ ▽ ` )ノ