「子役は大成しない」というセオリーと同じように「続編はヒットしない」があります。が、日本ではたいていヒットしちゃうんですよね。なぜなら1作目(シリーズものだったら前作)をテレビで放送するから。
有名な例では『デス・ノート』があります。あれ、テレビ局側で「公開終了後そんなに早くテレビ放送しない」と決めてたのに後編が公開されるもんだからまだ1年も経ってないのに前編をテレビ放送しちゃったんだよね。そのおかげで後編は大ヒットしたけど。
デスノは原作がめちゃめちゃ人気あるしアニメ化されたし最近ではドラマにもなったし。よほどイメージを壊さなきゃヒットは確実なわけで(心理戦が面白いし)。
そんなデスノは置いといて。
前作に続き字幕監修が町山智浩でした。まずまずな満足度なんですけどね。自分はなんていうか「確かにパワーアップしてるんだけどネタを詰め込みすぎてクールダウンしちゃったような」感じ。面白いっちゃ面白いけど前作のような「突き抜けた感じ」は無くなっちゃったな。無駄に豪華な出演陣。
ミラ・キュニス降板しちゃったのかぁ(人気出てきたしなぁ)。ジョン(マーク・ウォルバーグ)と離婚した設定にしちゃったのはいくら「あるある」だとしても早すぎない? つかアマンダ・サイフリッドってミラよりもギャラ高いんじゃないの?
たいてい1作目がヒットしちゃうと続編はスポンサーも増えてその分豪華になっちゃうんだよね。タイトルロールからしてミュージカル仕立てなんだもの。行動範囲も広がったんだけどやってることは相変わらずお下品まんまなので爆笑というか失笑状態。元ネタを知らない人は置いてけぼり状態。町山智浩さんだったら「ここ、笑うとことですよ~」と解説したくなっちゃうんだろうな(字幕監修であるがゆえに)。
『テッド2』ただスピルバーグは怒っていい。 http://t.co/seilUv4aCF
— ナベ-jerryfish- (@nabe0905) September 5, 2015
俺も許す。怒っていいと思う。
★
あれ?予告編でやってたカーチェイスが本編ではないや。試写でスポンサーからクレーム来たのかな?とにかく映画オタクが喜びそうな作品でした。
そんなおっさんテディベアより僕と踊りませんか?
ではまた( ´ ▽ ` )ノ