これって実話だったのか。お、重い・・。予告編でも本編の冒頭にも「実話です」と書いてないもんだからてっきりフィクションだと思ったじゃねーか。心の準備が・・
で、この映画の中に出てくる「エニグマ」って?どのくらい凄いのかなぁ。劇中でもアラン(ベネディクト・カンバーバッチ)がサラッと言うのですが。ググったらここのサイトに辿り着きました。
確率的に、日鍵のパターン数は1京(100,000,000,000,000,000)にもなりました。
日鍵というのはその日のウチに変える暗号だそうで。でもそれだけでは脆弱性があるかもしれないと更にメッセージ鍵というものをこしらえ。すごいぞジャーマン。
それにしても。日鍵パターンは「けい」ですか(汗)。京というのは数字の単位で兆の上(ちなみにお金は「兆」までしか存在しません)。更に言うならば数字の単位は「まん」「おく」「ちょう」「けい」「がい」「じょ」「じょう」「こう」「かん」「せい」「さい」「ごく」「ごう」「がしゃ」「あそうぎ」「なゆた」「ふかしぎ」「むりょうたいすう」まであるんですよ(漢字まで覚えてないんでひらがなでスンマセン。あとで調べたら「ごう」「がしゃ」ではなくて「ごうがしゃ」が正解みたい)。
それはそれとして。この映画のすごいところは。
- アランが「コンピュータに対抗できるのはコンピューターしかない」と大型解読機を自作(アランは技術者なの?)。
- コンピューターを作る前は解読班が手作業で解いてた(でも毎日変わるので常に時間切れ)。
- エニグマの解読により第二次世界大戦は2年も早く終わることになる。
- でもアランは犯罪者として扱われ彼の存在は50年も封印される。
なんでこんな偉業を成し遂げた人なのにこの扱い・・。
アランのおかげで戦争が2年も早く終結したというのは凄い。ううむ。時代が彼を殺したようなもんだなぁ。
★
人間ドラマとしても重厚だったよ。さすがベネカン。演技うめー。
そんなエニグマより僕と踊りませんか?
ではまた( ´ ▽ ` )ノ