そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

『LUCY』はベッソンの「ぶっ飛び映画」でした。

映画『LUCY』 8.29[FRI]

たいへん良い意味で狂ってました。ありがとうございます。

 

ぶっとび・その1

冒頭の会話シーンからぶっ飛んでる。得体の知れないジェラルミンケースを目の前のビルに届けてくれって・・「自分で届けなさいよ」とルーシーが言うのは当然。かなーりヤヴァイです。本能的に感じ取っていたのかも。

 

ぶっとび・その2

ゲス野郎チャーリーが汚い手を使ってルーシーに届けさせるがかなーりヤヴァイ雰囲気。キム兄をレスラー体型にしたような黒服男がわらわらルーシーを囲むし。生まれたてのバンビのようにブルブル震えるルーシー。スカヨハ上手いなぁ。

 

ぶっとび・その3

黒服男に捉えられた宇宙人のように抱えられながらビルの一室に連れられるルーシー。緊張感がMAX状態。見ているこっちまでアドレナリンどばどば状態。そして・・返り血を浴びたマフィアのボス(チェ・ミンシク)登場。ここでオイラの突っこみ警報がガンガン鳴りまくり。つかボスは部下にそういうことやらせるだろー。

 

ぶっとび・その4

なんやかやあってお腹に麻薬(どうやら新薬らしい。かなりブッ飛ぶそうで)を埋め込まれて運び屋にさせられるルーシー。でも手下だって男の子。スカヨハ綺麗だし「いひひ・・」とイタズラしたくなっちゃうよね。案の定、拉致。ルーシー抵抗するもんだから怒った入れ墨野郎はルーシーをボコるボコる。それで腹の中のビニール袋が破れて薬が体内に入ってしまうのだが。ここでも突っこみ警報がw。をいをい。そんなヤワなビニール袋に薬を入れてるのかよ。ダダ漏れじゃんか・・

 

ぶっとび・その5

薬の作用でルーシー覚醒。今までとは別人(あそこまでビクビクしていたルーシーはどこ行っちゃったの?みたいなw)。ここからベッソンの本領発揮。『ニキータ』みたいに活躍しまくるルーシー。容赦ないところがパネェ。

 

ぶっとび・その6~100

もう疲れたのでやめます。もうアナ雪より突っ込みどころ満載で。これはアクションに見せかけたSFですな。「ありえなーい!」のオンパレード。ここまでやっちゃうとかえって清々しいよ。脳の使用率40%で記憶力がアップというのはなんとなくわかるが。自分の細胞を変えたり電波が見えるというのはアレだべ。しかも電波触って傍受しちゃうし・・

 

 

星新一のショート・ショートでスーパーコンピューターに全データを入力したら神になったという話を思い出した。スカヨハ綺麗した。

そんな「ありえなーい!」ルーシーより僕と踊りませんか?

ではまた( ´ ▽ ` )ノ