そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

やはり愛だね。愛。

エドワード・ノートンを始めとするキャストの演技も悪くない。逃亡者としての苦悩、愛するものを愛せないもどかしさ、悲しみをたたえた瞳の演技、流石はエドワード・ノートン

10人中12人がノートンの演技を絶賛w。というか演技達者だしね。安心して観ることができるというか。もう・・アレだよ。ノートンは『真実の行方』という映画デビュー作で主演のリチャード・ギアを喰うほどの演技と批評家にも受けが良かったからね〜(喜)。

で、今回のハルクは彼が脚本受け持ったのだそうで。流石。つか最初に渡されたのがアレで書きなおしたそうでw。凄いぞエドワードww。ハルクに対する愛情すら感じられ(爆)。たかがアメコミ。されどアメコミ。そうですよ愛を持って接した方がよりよい作品になるってば。なんでもそうだけど(爆)。

で、このハルクは異形の愛も表現しているのですね。異形の愛と言えば・・思い出すのは『キングコング』でつ(ちと唐突かw)。リメイクはオリジナルに勝てないとよく言われるけどそれを覆しちゃった感のあるピーター・ジャクソン版『キングコング』。ま、オリジナルは越えませんが凄い頑張った(褒めちゃうw)作品ですた。なんかオリジナルに敬意を表してる感じがして好きなんだな。愛があるというか。

で、更に。異形の愛で思い出すのがクローネンバーグ作品『ザ・フライ』。異形の愛を描くのならこの監督さんが一番うまいです。ラストなんか「ああっ!なんでそんな・・」と涙を流さずにはいられない!大好きな作品です。これって『ハエ男の恐怖』という作品のリメイクなんですね。さすがはクローネンバーグ。B級映画に目をつけやがったw。先ほど言った「オリジナルはリメイクを超えない」ですがもともとオリジナルもアレな作品を脚本を今風にアレンジしてリメイクするというのは天晴ですww。

あと『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』というミュージカル映画も大好きなんだけどコレってリメイクなんですよね。オリジナルをビデオで見たけどコレがしょーもなーB級(C級?)な映画でw。やはりリメイクはB級作品を狙えってことかw。