そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

こんな御時勢だからこそ「アガル」映画を3作品選んでみたよ。

最近、自粛ムード真っ盛りナリ(緊急事態宣言やはり延期しちゃったしな)。ゴールデンウィークであるにもかかわらず映画館は閉鎖状態。映画ファンからすればトホホでやんす。でも仕方ない。命に係わる一大事だし。

 

ゴールデンウィークは、1951年(昭和26年)現在のゴールデンウィークにあたる期間に上映された映画『自由学校』が正月やお盆興業よりヒットしたのを期に多くの人に映画を見てもらおうと当時の大映専務であった松山英雄氏による造語で和製英語

ゴールデンウィーク - 語源由来辞典

 当初は「黄金週間」と呼ばれていたのをインパクトに欠けていたため、「ゴールデンウィーク」にしたとか。シャレオツ(死語)やね。

 

不急不要な外出できないのでなにかと鬱になりがちな昨今。最新映画は無理でもこのクサクサした気持ちが少しでも晴れるような作品を紹介するざんす。

 

マンマ・ミーア!(2008年)

映画と音楽は切っても切れない関係だしその最たるもんがミュージカル映画なんだけどね。ミュージカルって既存の曲を使うか新たに作るかのどちらかなんだけど(『マンマ・ミーア!』はもちろん前者)。

 

この作品が珍しいのは全曲ABBA!ストーリーに合わせてABBAの既存曲を使うから雰囲気おかしくなったりするなんてこと一切なし。とにかく「アガル」。

 

内容自体とってつけたようなもんだけどとにかく楽しー!メリルー(メリル・ストリープ)はオペラ歌手を目指していたこともあって歌上手いのは知ってたんだけど意外や意外、娘役のアマンダ・サイフリッドが上手くてビックリ。


Mamma Mia! (2008) - Dancing Queen Scene (3/10) | Movieclips

 

天使にラブ・ソングを...(1992年)

「映画はアイディア次第で化ける(ヒットする)」お手本のようなもの。

 

ストーリーはよくあるというか珍しくないわなという感じですが。これに既存の曲をアレンジして歌う(しかも修道院なんで賛美歌調w)のが「捻り勝ち」だな・・と。

 

『My Guy』を「My God」にして歌うなんざ洒落てるし『I Will Follow Him』なんざ歌詞中のhimをHim(すなわちキリスト教における「主」)に置き換えてるんだぜ。


I Will Follow Him  [日本語訳付き]  天使にラブ・ソングをより

 

リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1986年)

 この作品は面白い経歴です。まず同名のB級SF映画(マジで面白くなかった。ジャック・ニコルソン出てるけど若すぎてわかんなかったしw)をミュージカルに仕立てたらオフ・ブロードウェイに進出するほどの大ヒット。さらにはブロードウェイまで登り詰めるほどの人気作になり。

 

それをフランク・オズ(今や映画監督よりSWのヨーダ様の声で有名)が映画にしたのがこの作品。

 

いわば出戻り映画(厳密にはリメイクいうよりはミュージカル映画なんだけど)。これは面白かったぁ。太鼓判ポンポン押しちゃうよ。


リトル・ショップ・オブ・ホラーズ スキッド・ロウ 日本語字幕

 

 

そんな映画で僕とアガリませんか?

( ゚д゚)ノ  ジャ、マタ!♪