tohoシネマズさんのごぜじゅう企画で『ニュー・シネマ・パラダイス』鑑賞。この企画は今回で終了してしまうので『ニュー・シネマ・~』を持ってきたかw。この作品も人気で毎年やるくらいだしな(正確には毎年じゃないが)。やったね!
もうね・・音楽聴いただけでも「パブロフの犬」状態。がおーー(ノД`)
映画好きの為の映画。ファンならずともこれはオススメ。
映画「ニュー・シネマ・パラダイス完全オリジナル版」日本版劇場予告
実はこの予告編、シネスイッチ銀座で上映されたものらしいのですが。本編は40週におよぶロングランでさほど大きくない劇場にもかかわらず観客動員数は約27万人、売上3億6900万円という驚くべき興行成績だったそうで。この記録は単館映画としてはまだ破られていないそうです。
いやぁ、いい映画は何度見てもいいなぁ。あざとい演出も多いながらも「でも、それがいい」みたいな。ラストなんてわかっちゃいながらキタ━(゚∀゚)━!ですよ。アルフレードのフィルムを試写室で見てトトは泣きながら笑ってるのですよ。ヽ(´Д`;)ノなんかわかるなぁ・・涙が止まんないよ。
この作品も名言が多くて。
「体が重いと足跡も深くなる。恋心も強いと傷が深い」
「人生は映画とは違うんだ。人生はもっと厳しいものだ」
「自分のすることを愛せ。子供の頃、映写室を愛したように」
もうね・・心にグサグサ突き刺さるのよ。『ライムライト』も名言の宝庫だったけどこれもなかなか。
どれもこれもが名シーン!先ほどの予告編でもあったようにアルフレードが広場の連中にも映画を見せようとするシーンが好き。建物がスクリーンになっちゃうんだよね。
村の娯楽は映画しかないもんだからパラダイス座は満員御礼状態。セリフ全て覚えちゃってるおぢさんも「あるある」だよなぁ。観客はみんな目をキラキラさせてるのよ。映画館でも恋愛芽生えるわ、結婚しちゃうわそれぞれのストーリーあってええなぁ。
ほどよくユーモアもまぶしてあるから「単なるお涙頂戴」モノになってないしね。第一部と第二部のテープを隣村の映画館と掛け持ちするのなんかホッコリw。
作中に登場する映画[編集]
- どん底
- 駅馬車
- 揺れる大地
- チャップリンの拳闘
- 無法者の掟
- にがい米
- 白い酋長
- ジキル博士とハイド氏
- 風と共に去りぬ
- ヴィッジュの消防士たち
- アンナ
- CATENE (作中題「絆」)
- 素直な悪女
- 掠奪された七人の花嫁
- 青春群像
- 貧しいが美しい男たち
- ユリシーズ
- さすらい
- 嘆きの天使
- 街の灯
- 激怒
- 白雪姫
- カサブランカ
- 戦場よさらば
- ロビンフッドの冒険
- 素晴らしき哉、人生!
- ベリッシマ
- 夏の嵐
- マンボ
- ヨーロッパ1951年
- ウンベルト・D
- サリヴァンの旅
- 越境者
- ならず者
- 黄金狂時代
- 熱砂の舞
- ノックアウト
- ナポリの黄金
- ローマの休日
- ヒズ・ガール・フライデー
- 美女と野獣
- 玩具の国
- 底抜け極楽大騒動
- 丘の羊飼い
わ、こんなにあったんか。知らないのも多いや。ちなみに「美女と野獣」はディズニーやないで。ジャン・コクトー版や(当たり前か)。
★