そんなことより僕と踊りませんか?

例えば良い物語があってそれを伝える相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない(by『海の上のピアニスト』)

DC『アクアマン』はマーヴェルのブラパンと微妙に似てた。

coco.to

普通にすごかったです。まずまずな満足度で。

 

「ニコマンの子供がモモアになっちゃうのはちょっとアレやね」とか「冒頭の海賊、さんざん人を殺しときながらアクアマンに助けを乞うのかよ」等のツッコミどころもあるがw。ま、いいでしょう。映画なんだし。

 

VFXが結構すごい。津波シーンなんて「え?ポニョ?」と思っちゃった。海中バトルもCGてんこ盛りだが『アクアマン』全編「これでもか」と言わんばかりに間髪いれずにCG演出があるのでもうお腹いっぱいですゲフッ

 

海中シーンは綺麗だし海好きにはヨダレものかと思います。

 

アクアマンつえーわ。格好いいわ。ニコマンの衣装変だったけど綺麗だわ。なんやかやあってアトランナ(ニコール・キッドマン)がアトランティスに戻されて。というか捕獲するだけならあんな銃をぶっぱなすなよ。完全に殺しにかかってるじゃん。王女なんだし(汗)。

 

アーサー(ジェイソン・モモア)とは異父兄弟であるオーム王がいるのですが。アトランナはアトランティスから逃げた罪により海溝の化物の生贄にされたということなのだがその前に子供はちゃんと作ってたのね。なんか微妙な設定やなぁ。

 

テンポ良い作りなので飽きのこない映画でしたが人物設定が雑というかちょっと気になる箇所多いのでcoco.映画レビューでは「普通」評価にしちゃいましたが。でもキャラはそれぞれ立ってたから満足なんではありますが。この映画ではニコマン、ウィレム・デフォードルフ・ラングレンが最も有名どころかな。

 

★★

 

それはそれとして。タイトル通り『アクアマン』とマーヴェルの『ブラックパンサー』は微妙に似てるのですよ。自分はそう思ったな。系統的に似てるというか。

 

どこが似てるかというと・・(『アクアマン』をA、『ブラックパンサー』をBと略します)。

 

敵キャラの父親が殺される。

Aはブラックマンタの目の前で。Bはキルモンガーの幼い頃なのでこれまた微妙なんですが。でもAのほうが逆恨み感半端ないな(お父ちゃん自爆だし)。

 

武器がすごい。

Bのワカンダ王国、Aの海底王国といい文明が発達しすぎ。同じ地球内なのにw。ま、もともとワカンダはヴィブラニウムと呼ばれる鉱石から文明が発達したという設定なので「そういう超すごいのは有りだな」となるのですが。ブラックマンタがオーム王から貰った武器を改良してスーツを作るというのが・・「あんた、トニー・スタークか?」と思ってしまった。

 

スケール大きそうで割と小粒。

どちらも部族間の紛争なんですよ。特にAの舞台は海なんで「スケール大きそう」に思えるのですが海底国での小競り合い。VFXめちゃめちゃ凄いんですがね。オーム王が「(海を汚す)地上に裁きを!」なんて大層なこと言ってる割には津波だったり(被害は大きかったが)。

 

文明凄いのに割と古風。

武器もめちゃめちゃすごいし乗り物(特にAは魚型の潜水艇)も凄いのに決闘なんてあり。Aは海中コロシアムですかw。やはり海中の躍動感は凄かったな。

 

ま、こんなもんかな。

 

こう比べると面白いのですが。やはりマーヴェルのほうが格上かな。ブラパンはマーヴェル中こじんまりとした感じだが深読みすれば「人種問題」絡むし。迫害されて故郷を失った者の気持ちがキルモンガーと被るわけですよ。「やってることは悪党だけどそこまでしてまで故郷の地を踏みたいというのはわかるわー」とほぼ黒人オールキャストも相まって大ヒットしたのかもね。

 

 

そんなアクアマンより僕と踊りませんか?

ではまた( ´ ▽ ` )ノ